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歯の変色、黄ばみについて

2024年2月12日

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

今回は歯の変色、黄ばみについてお話しします。

歯が黄ばむ原因と対策

歯の黄ばみの原因

歯の美しさは、見た目の印象や清潔感に大きく作用し、重要な要素の一つです。

白い歯は美しいだけでなく、口元に若い印象を与えてくれます。

しかし、年齢とともに歯が黄ばみ始めることがあり、それは多くの人にとって悩みの種となります。

ご自分の歯の黄ばみが気になる方は、一度、歯医者さんに相談をしましょう。

この記事では、歯が黄ばむ原因と、それに対する効果的な対策について詳しく解説します。

さらに、黄ばみを防ぐための実用的な方法についても触れていきましょう。

歯が黄ばむ原因

1.加齢による黄ばみ

歯が黄ばむ主な原因の一つは加齢によるものです。

歯の表面は半透明の「エナメル質」に覆われていて、その下に「象牙質」があるという構造をしています。

エナメル質自体は無機質で結晶状態の物質ですが、象牙質は数割程度の有機物を含んでいます。

象牙質の有機物に黄色味があるため、半透明のエナメル質を通して象牙質の黄色味が見えてしまうのです。

年を取ると象牙質は次第に黄色味を増し、同時にエナメル質は磨耗で薄くなってきます。

歯の表面で乱反射を起こすことで内部の象牙質が透けて見えるのを防いでいたエナメル質は、年齢を重ねると、象牙質の色がそのまま見えるようになるのです。

このように加齢に伴って象牙質の黄色い色が外側から見えやすくなれば、老けて見える要因の一つになってしまいます。

2.食生活と歯の黄ばみ

歯の黄ばみ 食事

食生活も歯の黄ばみに影響を与えます。

特に色素を多く含む食品や飲み物が、歯の表面に着色を残すことがあります。

歯の表面に着く色素や汚れ、歯の黄ばみの原因になるのがステインです。

ステインは、食べ物の中に含まれるポリフェノール類と、歯の表面のエナメル質をおおっているペリクルというタンパク質が結びついたものです。

一度付着してしまうとステインは水に溶けないので、歯ブラシでは簡単には落ちず、強力に付着してしまいます。頑固なステインになります。

タバコは全身疾患に影響があるので控えましょう。

以下は、歯の黄ばみに影響する可能性のある食品や飲み物の例です。

コーヒー: コーヒーは多くの人にとって日常的な飲み物ですが、その色素が歯に付着し、黄ばみを引き起こすことがあります。

紅茶: 紅茶もコーヒーと同様に、色素を多く含みます。

特に濃い紅茶は歯に着色を残しやすいです。

ワイン:  赤ワインは歯に色素を付着させやすく、また、酸性の性質を持つため、エナメル質を脆くする可能性もあります。

カレー:  カレーのスパイスや着色料は、歯に色素を残すことがあります。

そのほか、ブルーベリー系、チョコレート、ビーフシチューなどの色の濃い食事、硫黄を多く含む食品(ネギやニンニク)、ガムやキャンディー、アイスキャンディーなど着色料の多い食品が挙げられます。

3.むし歯で変色

歯の黄ばみや変色の原因には、むし歯の治療が大きく影響しています。

むし歯になると、歯は黄ばんだり、黒ずんだりします。

むし歯が進行していくと穴が開き、穴が開くことで黒く見えてしまいます。

また、むし歯の治療を受けた歯でも詰め物の変色によって歯も変色して黄ばんで見えるようになります。

これは、詰め物の劣化だけでなく、食べ物の影響や詰め物内部のむし歯によって変色していることもあります。

初期のむし歯の状態で歯は濁った白色になります。

そのまま放置し進行していくと歯は黒ずんだ色になります。

4.抗生剤や失活歯の影響

歯の黄ばみに影響を及ぼす他の要因には、抗生物質の使用や失活歯(死んだ神経を持つ歯)が含まれます
これらの要因が黄ばみを引き起こす原因を詳しく見てみましょう。

抗生物質の使用: 一部の抗生物質は、お口の中の微生物バランスを変え、口臭や歯の色素沈着を引き起こす可能性があります。

特に長期間にわたる抗生物質の使用は、歯の健康に悪影響を及ぼすことがあります。

失活歯: 歯の神経がしんでしまった歯は、その内部で変色や色素沈着が起こりやすいです。
失活歯は、歯が黄ばむ原因の一つとなります。

5.歯石

歯に付着した歯垢は、たった2日間で歯石になります。

歯と歯ぐきの境い目や歯と歯の間にできた、石のように硬い歯石は、歯磨きだけでは取り除くことができません。

歯石は、虫歯の原因にもなり、歯ぐきも腫れてくるため、より汚く見えたり、口臭もでてきます。

歯石の色は、白~黄色、徐々に黒へと着色していきます。

歯の黄ばみ対策

歯の黄ばみを防ぐためには、以下の対策をとることがおすすめです。

1.定期的な歯科検診

歯の黄ばみ 歯科検診

歯医者で歯科医師や歯科衛生士による定期的な検診とクリーニングが、歯の健康を維持し、黄ばみを予防するために非常に重要です。

歯科衛生士は専門的なツールと技術を用いて、歯の表面から歯垢や着色物を取り除き、歯の表面をツルツルに磨き上げます。

歯垢や歯石を落とすためのクリーニングでもかなりステインを落とすことが可能です。

それでも落ちない頑固なステインは、徹底的に落とすための器具を使用します。

非常に細かいパウダー粒子をジェット噴射で歯に吹き付けることにより、歯にこびりついたステイン(着色)や狭い隙間のステインを効果的に除去する事ができる器具があります。

歯科医院でクリーニングした後は歯の表面もツルツルになり、その後のステイン(着色)をつきにくくしてくれる効果もあります。

更に歯磨き粉を併用されるとその効果を長持ちさせることができます。
気になる方は一度ご相談ください。

ステイン除去は歯を本来の白さに戻すのであって、元の歯よりも白くするというものではありません。

元の歯の色よりも白くしたいとご希望の方は、ホワイトニング治療を検討することができます。

ホワイトニングは専用の薬剤や光線を用いて歯を漂白し、白さを取り戻す方法です。

ただし、専門家の指導のもとで行う必要があります。
詳しくは当院へお問い合わせください。

2.適切な口腔ケア

歯の健康を維持するためには、適切な口腔ケアが不可欠です。

毎日の歯磨きと歯間ブラシ、フロスの使用は、歯垢や食品の残りを取り除くのに役立ちます。

適切な歯磨き方法と歯間ケアを確立し、よい口腔衛生状態を保ちましょう。

しつこいステインが落ちにくいからといって、表面を無理にこすったり、強力な研磨剤や漂白性のある歯磨き粉を使うのは危険です。

エナメル質をコーティングしているステインを無理やり剥がすと、エナメル質が削れたり、表面が傷ついたりして更にステインがつきやすくなるので、ペリクル(タンパク質)だけを上手に剥がす必要があります。

最近はホワイトニングを意識した歯みがき剤のアイテムも増えています。

3.食事の見直し

食事は歯の色素沈着に影響を与える要因の一つです。

着色物を多く含む食品や飲料を摂取する際には、歯の表面に付着しにくい飲み物と共に摂取することが大切です。

また、食後に口をすすぐことも、色素を残しにくくする助けになります。

ホワイトニングの検討

歯の黄ばみ ホワイトニング

歯の黄ばみを改善するためには、歯科医が提供するホワイトニング治療を検討することができます。

ホワイトニングは専用の薬剤や光線を用いて歯を漂白し、白さを取り戻す方法です。

ただし、専門家の指導のもとで行う必要があります。

詳しくは当院へお問い合わせください。

抗生物質の使用に注意

抗生物質を長期間にわたって使用する場合、歯科医と相談して口腔ケアを強化し、歯の健康を保つことが大切です。

また、歯科医は抗生物質の使用に伴う歯の変化の経過を観察し、適切なケアを提供します。

まとめ

歯の黄ばみは加齢や食生活、抗生物質の使用、失活歯など、さまざまな要因によって引き起こされます。

ご自身でどんなに頑張ってもステインが落ちないと感じたら一度歯科医院のクリーニングを受けてみてください。

適切な対策と口腔ケアを行うことで、白い歯を維持できる可能性があります。

歯の健康を守り、美しい笑顔を保つためには、歯科医師や歯科衛生士のアドバイスに従い、正しい口腔ケアの方法を身につけて歯の健康を維持しましょう。

ご不明な点は当歯科医院へご相談ください。

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