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歯周病で骨が溶ることを防止する方法と、溶けた場合の治療方法を紹介

2023年8月14日

こんにちは。伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

歯周病になってしまうと、まだなったばかりの初期の頃は歯ぐきが腫れたり、少し歯ぐきから出血があったりという程度ですが、進行してしまうと痛みを伴ったり、歯を支える骨が溶けてしまいます。

そうなってしまうと治療は困難になりますが、治療法はあります。

ですが、まずは歯周病になってしまわないために予防することが大事となってきます。

今回の記事では、歯周病が原因で骨が溶けることを防止する方法、もし歯を支える骨が溶けてしまった場合の治療方法をご紹介します。

歯周病ってなに?


歯周病とは、歯に付いてしまった細菌の塊、歯垢が原因です。

歯垢がたくさんこびり付いている状態だと、その分、たくさんの細菌が付いてしまうことになります。

よって、歯周病にならないためには、お食事後に歯磨きをすることはもちろんですが、歯科医院で行われている「ブラッシングレッスン」などを受けてみることをお勧めします。

そして、歯周病を悪化させてしまう原因にも歯垢は大きく関わってきますが、悪化させる原因としては他にもあります。

糖尿病や喫煙をしていることも歯周病を悪化させてしまう大きな要因となっているので、該当される方は生活習慣などを見直してみてくださいね。

歯周病が原因で骨が溶ける?治療方法はあるの?

歯周病は、歯茎に歯周病菌が繁殖してしまい、炎症を起こしてしまう病気です。

歯周病をそのままにして放っておくと、知らず知らずのうちに進行してしまい、進行を続けた歯周病菌の活動も活発化します。

「歯茎が下がってる気がする…」と思ったことがある方は、注意が必要です。

歯周病菌の活動が活発化することで、はぐきやアゴの骨を分解してしまう物質を生みだすようになり、その結果が「歯茎が下がった」という症状に繋がります。

ですので、歯周病というものは歯茎が腫れてしまうというわけではなくて、歯周組織そのものを破壊してしまう病気だということです。

歯茎が炎症を起こしてしまうメカニズムとしては、おもに私たちが身体を守ろうとした結果、歯周病菌を攻撃し始める防御反応によって起こります。

歯周病があまりに進行を続けると重症化してしまい、歯を支えている歯槽骨にまで達してしまいます。

そうなると、歯周病から「歯周炎」にステージが移行し、ついにはアゴの骨を溶かしてしまう状態になってしまうんです。

こうなってしまうと、一度破壊された歯ぐきや歯槽骨を元に戻すことは難しくなってしまいます。

では、どうすればいいのかというと、まずはここまで進行する前に止める必要があります。
炎症を起こすことなく、常にお口の中を清潔な状態で保っていれば、歯周病になることもありません。

それには、定期的に歯科医院を受診する、もし歯周病になっているのであれば早めに対処する、などの対策が必要ですね。

では、もし歯周炎になってしまった場合、治療方法はないのか?ということになりますが、治療方法がないわけではありません。

歯周病で骨が溶けることを防止する方法は?

これまでお伝えしたように、歯周病が進行した結果、歯ぐきや歯槽骨が溶けてしまい、歯ぐきが下がる、歯のぐらつきなどが発生し、日々の日常生活に大きな影響を及ぼしてしまいます。

では、歯周病にならないためにはどうすればいいのか?
答えは分かり切っていますが、予防することです。

歯周病にならなければ、今回ご紹介した治療法などとは無縁になりますので、常日頃から「歯周病にならない」ために予防が必要となってきます。

そこで、歯周病にならない、歯周病の進行を抑える、ご自宅でもすぐに取り組める予防方法をご紹介します。

毎日の歯磨きの励行

言わずもがなですが、毎日の食後の歯磨きを徹底しましょう。

歯周病の原因としては歯周病菌の繁殖が原因ではありますが、歯に付着したプラークの中に歯周病菌が数多く存在しています。

もし、歯周病菌がたくさん歯に付着したまま寝てしまったとしたら、、、考えるだけで恐ろしいですね。

あなたが寝ている間に歯周病菌が繁殖し、お口の中は『歯周病菌の巣』になってしまいます。

歯周病菌の繁殖を防ぐためにも、食後の歯磨きは確実に行うようにしましょう。

ですが、ただ磨けばいい、というものではありません。

一本一本、しっかりと丁寧に磨くことでプラークを除去することができますので、日々の歯磨きは欠かさず行うようにしましょうね。

糸ようじや歯間ブラシで歯の間もしっかり磨く

先ほどお伝えした歯磨きと同じですが、歯を磨くだけでなく、歯と歯の間までケアする必要があります。

歯磨きは大事、なんですが、歯ブラシだけでの歯磨きではどうしても歯間まではケアすることができません。

そこで活躍するのが糸ようじや歯間ブラシです。

歯間の歯ぐきはとてもデリケートです。

歯ブラシで無理やり磨こうとしても届きませんし、下手に磨いてしまうと歯ぐきを傷つけ、腫れたり出血してしまう恐れもあります。

ですので、歯と歯の間を丁寧に磨くために歯間ブラシや糸ようじを使って、歯ぐきを傷つけないようにしましょう。

歯周病予防の歯磨き粉やうがい薬を使う

市販で売っている歯磨き粉やうがい薬を使うことも歯周病対策には効果的です。

歯磨き粉に関してですが、歯周病に効果がある薬効成分を含んだものを使いましょう。

歯磨き粉にもジェルタイプ・ペーストタイプとあります。

一般的な家庭でよく使われているのはペースト状ですね。

なんといってもドラッグストアなどで手に入るので、手軽に手に入ることがメリットとなります。

うがい薬にしても、歯周病に対して有効成分が入っているものを使うことで歯周病予防に役立ちます。

歯磨き粉もうがい薬も歯科医院でしか手に入らないものもありますが、自分に合った使い方ができるものを選ぶことが歯周病予防を続けられる秘訣なので、手軽にできる対策を選びましょう。

歯周病で骨が溶けてしまった場合に必要な治療とは?


もし、歯ぐきや歯槽骨が溶けてしまった場合の治療法として知られている方法を2つご紹介します。

この治療法をする前の前提として、まずはご自分でできる自宅でのセルフケア、歯科医院でのクリーニングやスケーリングを行います。

それでも症状が改善されない場合は、この治療法を医師と検討していくことになります。

骨造成術

骨造成術とは、その名の通り、骨を造る、ご自分の骨を増やすことを目的とした手術の総称をいいます。

インプラント、という名前は既に一般的になりましたが、そのインプラントをするためにも、ある程度の骨の高さ・骨の厚みが必要です。

骨が溶けてしまったのなら、増やす・造るということをすればいいんですね。

歯周組織再生療法

歯周組織再生療法は、こちらも骨造成術と同じように名前の通りですが、歯周病などが原因で失ってしまった歯ぐきなどの組織を再生させることを目的とした治療法です。

この治療法を行うことで失ってしまった歯を支える組織を復活させることができます。

治療法ですが、まずは失った組織を復活させるために必要となってくるスペースを作り、組織を復活させる薬剤を歯の骨の溶けてしまった箇所に入れ、骨の組織を復活させる、といった治療法になります。

しかし、すべての溶けてしまった部分に有効なわけではなく、そもそも再生させる治療法が適正なのか、お口の中の状態、お体の健康状態を診断したうえでの判断が必要です。

歯周病で骨が溶けることを防止する方法と溶けた場合の治療方法 まとめ

以上、歯周病が原因で骨が溶けることを防止する方法と、その治療法についてご紹介しました。

歯周病が進行して、歯周炎になり、骨が溶け始めてからはすでに手遅れ、なんてこともあります。

手軽に取り組めることから始め、継続して続けることが歯周病予防にとって何より大切です。

まずは基本的な食後の歯磨きから取り組んでいきましょう。

当院へご相談ください。

当院のブラッシングレッスンを受けて下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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