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妊娠中や出産後の虫歯の影響は?妊娠中や出産後の歯科ケアについて

2024年4月15日

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

妊娠中や出産後、虫歯になってしまったとき赤ちゃんに悪い影響はないのか気になる方は多いのではないでしょうか?

妊娠中で身体が辛かったり、出産後で忙しくでなかなか定期健診に行けていない方もきっと多いでしょう。

妊娠中や出産後の虫歯が気になる方へ、虫歯になってしまったときの影響や、歯科ケアについて解説していきます。

妊娠中の歯のトラブル

妊娠中のお口のトラブル

妊娠中は口内環境が変化しやすく、虫歯や歯周病など、お口のトラブルが起こりやすい時期です。

その理由はなんなのでしょうか?

まず、妊娠をすると女性ホルモンが増加し、その影響で歯茎が腫れやすくなったり、出血しやすくなります。

また唾液の量が減少します。

唾液は虫歯の原因となる菌を、殺菌したり抗菌したりする作用があります。

そのため唾液の量が減少してしまう妊娠中は、虫歯になるリスクが高まるのです。

また、口の中が虫歯になりやすい酸性に傾きやすい傾向にあるため、注意が必要です。

妊娠中の歯科ケア

ここからは、妊娠期によくあるそれぞれの口内トラブルと、その時期に合わせた歯科ケアについて解説していきます。

妊娠初期(妊娠0~3ヶ月))

歯のトラブル つわり

妊娠により、女性ホルモンが増えることで口内環境は大きく変化します。

口の中の唾液の量が減ることで、虫歯や歯周病などのトラブルが起きやすくなる時期です。

またつわりが酷い場合、歯ブラシを口の奥まで入れるのが難しくなり、上手く歯を磨くことができなくなる可能性があります。

また、常に食べ物を口に入れていないと気分が悪くなってしまう食べづわりの方は、間食のペースが増えて虫歯のリスクが高まります。

妊娠中でも治療は受けることは可能ですが、初期はつわりがひどい場合があります。

歯医者さんに行くことも困難になる可能性があるため、トラブルが起きないように十分に気をつけましょう。

ではそんな妊娠初期、つわりが酷いときはどのように歯科ケアを行うべきなのでしょうか。

まずは1日のうちで体調のよい時間に歯磨きを、リラックスして行いましょう。

歯磨きをする際は、下を向いて前かがみの体勢になり、歯ブラシを舌に当てないようにすると、気持ち悪さを軽減することが可能です。

また、歯磨きは小刻みに動かし、歯磨き粉も味が強いものは避けるとよいでしょう。

それでもどうしても歯磨きができない場合は、デンタルリンスや水でのうがいで、できる限り歯の汚れを落としましょう。

歯磨きの代わりにはなりませんが、どうしても体調が悪くて歯磨きができないときは、デンタルリンスを使用してみましょう。

妊娠中期(4ヶ月~7ヶ月))

つわりが終わり、いわゆる安定期に入ると、お腹が大きくなって一度に食べられる量が減ってしまいます。

すると空腹の状態が多くなり、間食などの食べる回数が増えやすくなってしまうのです。

そのため歯磨きはよりこまめに行うことがおすすめです。

また、この時期は体調も比較的安定しているため、歯科検診や歯科治療は、この時期に行うことが適しています。

後期に入りお腹が大きくなると、仰向けで長時間治療を行うのは大変です。

この時期に口内にお悩みがある場合は、ぜひ当院にご相談ください。

また歯医者では治療だけでなく、歯ブラシが届きにくいところの歯垢を除去したり、歯と歯茎の溝の汚れを除去する歯のクリーニングも行うことができます。

妊娠中の虫歯治療は大変なので、虫歯や歯周病予防のためにも、体調が安定しているこの時期に歯のクリーニングまで行いましょう。

妊娠後期(8ヶ月~10ヶ月)

この時期は出産後の準備や日々の家事で忙しくなり、つい歯磨きをおろそかになってしまう方もいます。

しかしママの口が不健康だと、赤ちゃんにも虫歯菌をうつしてしまう可能性があります。

また、産後はさらに忙しくなり歯医者さんに行く時間もなくなります。

もしこの時期に口内にお悩みがある場合は、ぜひ当院にご相談ください。

出産後の歯のトラブル

ここからは、出産後の歯のトラブルについて解説していきます。

無事出産を終えたと思いきや、実は出産後も虫歯になりやすいのです。

その理由は、出産後もなお口内環境が変化しやすいからです。

先ほど解説した通り、妊娠中はホルモンバランスの影響で唾液が減少します。

出産後のストレスにより、さらに唾液が減少することもあります。

そのため虫歯菌が繁殖しやすくなることにより、虫歯や歯周病になりやすいのです。

唾液の減少は産後も続くため、虫歯のリスクは出産後も高まります。

他にも生活環境の変化も、出産後の虫歯のリスクが高まる理由の1つです。

出産後は出産前や妊娠中と比べて、赤ちゃんのお世話により多忙になるケースが多いです。

そのため歯磨きがおろそかになったりする可能性があります。

また忙しさのあまり、食事の時間が不規則になったり、間食が多くなったりすることもあり、虫歯予防の観点からあまり好ましくありません。

産後の歯科ケア

産後 お口のトラブル

このような理由から出産後は虫歯のリスクが高くなりますが、どのように歯科ケアを行っていけばいいのでしょうか?

まず、出産後は歯磨きが苦痛になる場合もあります。

その理由は、慣れている歯磨き粉が合わなくなることがあるからです。

歯磨きをすることにストレスを感じたら、デンタルリンスなどや歯間ブラシで、しっかり歯のケアを行いましょう。

それでも虫歯になってしまうこともあるので、定期的に歯科検診を受けましょう。

出産後は歯に異常がなかったとしても、歯科検診を受けることをおすすめします。

出産後もし、まだ歯科検診に行かれていない方は、ぜひ当院にご相談ください。

妊娠中・出産後歯科ケアを行わないとどうなる

では妊娠中・出産後に歯科ケアをおこなわないと、どうなってしまうのでしょうか?

歯科ケアを行わずに虫歯になってしまった場合、赤ちゃんにも虫歯菌をうつしてしまう可能性があります。

特に赤ちゃんのうちは、虫歯菌がうつりやすいです。

もちろん離乳食の際、大人と同じ箸などで食べないようにするなど、意識的に感染しないように心がけることは重要です。

しかし、親子でスキンシップを取っているうちに、唾液などが赤ちゃんについて感染してしまう可能性もあるのです。

そのため、母親自身がお口のケアをしっかり行い、虫歯がうつってしまうリスクを減らす必要があります。

そして万が一妊娠中や出産直後に虫歯になってしまった場合、虫歯を治療する必要があります。

歯医者さんで使われる局所麻酔は、薬の量が少ないので授乳中でも母乳への影響はないと言われています。

しかし、ごく一部は母乳に移行します。

麻酔後2時間後から母乳へ移行しますが、6時間ほどで母乳に移行する量が半分以下まで減少します。

そのため麻酔や薬の影響が心配な場合は、授乳を済ませてから病院に行き、治療後6時間ほど経過してから授乳することがおすすめしています。

まとめ

はまだ歯科 妊娠中の歯科検診

以上で妊娠中と出産後の歯科ケアについてのお話を終わります。

妊娠中や出産後は、虫歯になるリスクが高く、いつも以上に歯磨きをしっかりと行う必要があります。

虫歯になってしまうと、生まれた赤ちゃんにもよくない影響を与えてしまいます。

とは言っても、妊娠中や出産後は、歯磨きをおろそかにしてしまいがちなので、歯科検診に定期的に行くことをおすすめします。

妊娠中や出産後の方で、口内にトラブルがないか心配な方や、歯科検診にまだ行けていない方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

あなたは大丈夫?今さら聞けない正しい歯磨きの仕方

2024年4月8日

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

突然ですが、みなさんは毎日歯磨きをしていますよね。

しかし、正しく歯を磨けられているという自信がある方はどれくらいいますでしょうか?

毎日歯磨きをしていても、正しくできていないと意味がありません。

今回は、歯磨きが正しくできているか自信がない方に向けて、正しい歯磨きの仕方について解説していきます。

歯磨きの基本

歯磨きの基本とは

歯磨きの目的は歯の中の汚れを落とすことですが、その中でも最大の目的は、歯垢を落とすことです。

歯磨きをしていても、口の中に磨き残しがあると、その中の細菌が繁殖してしまい、歯垢ができます。

この歯垢が除去できていないと、虫歯や歯周病になってしまいます。

特に歯周病は磨き残しを20%以下にすると、症状の悪化を防げる可能性が高いのです。

しかしこの20%以下という数字は、歯ブラシの歯磨きだけではできません。

歯ブラシだけだと、歯の隙間にある汚れまで落とすことができないからです。

ここで使用するのが、デンタルフロスと歯間ブラシです。

この2つを使うことで、磨き残しを20%以下にすることができると言われています。

正しい歯ブラシの持ち方

ここからは、具体的に歯磨きの仕方について解説していきます。

まずは、正しい歯ブラシの持ち方について解説します。

歯は1本1本小刻みに動かして磨くことで、効率よく汚れを除去することができます。

そのため、小刻みに動かしやすい歯ブラシの持ち方をする必要があります。

そこで、ペンを持つような持ち方にすると、歯ブラシを小刻みに動かしやすいです。

力をいれなくても細かい動きがしやすく、角度もつけやすくなります。

歯ブラシのあて方

歯ブラシの選び方

ここからは歯磨きをするときの、歯ブラシのあて方についてそれぞれの部位ごとに解説していきます。

歯の頬側の部分

歯の頬側は、歯ブラシの毛先が歯の表面に対して90度になるようにあてます。

そしてその状態で、汚れをこすり取るように小刻みに毛先を動かします。

噛み合わせの部分

噛み合わせの部分は、奥から前に歯ブラシを小刻みに動かしていきます。

前歯の裏側の部分

前歯の裏側は、歯が丸くカーブしているので、歯ブラシを横から当てるだけでは当たらない部分もできてしまいます。

そこで歯ブラシを縦に当てることで、磨き残しをなくしていきます。

歯並びが悪い部分

歯並びが悪くデコボコしている部分も、歯ブラシを横から当てるだけではへこんでいる部分に毛先が当たりにくいです。

デコボコしている歯は、1本ずつ歯ブラシを縦に当てて毛先を上下に細かく動かして磨いていきます。

歯周病が進んでいる場合

歯周病が進んでいる場合は、歯と歯茎の境目に対して、歯ブラシの毛先を45度の角度であてます。

そうすることで、歯の根元にできた歯周ポケットの中の汚れを取ることができます。

歯周ポケットの汚れを、細かく動かしていくことで綺麗にすることが可能です。

正しい歯間ブラシの使い方

ここまでで歯ブラシでしっかり歯を磨けたら、次に歯間ブラシを使用しましょう。

歯間ブラシとは、歯の根元の歯と歯の隙間に使います。

歯間ブラシはまず、歯茎を傷つけないように、先端を斜め上に向けるように歯と歯の間に挿入します。

そこから歯間ブラシを水平にして、歯と歯茎の境目に合わせて2、3回うごかして歯垢を落としていきます。

外側だけでなく内側からも挿入し、清掃することでより効果的に汚れを落とすことが可能です。

正しいデンタルフロスの使い方

デンタルフロスとは、歯と歯の掃除に使う糸のことです。

歯と歯の間に隙間があるときは、歯間ブラシで対応することが可能です。

しかし歯と歯の間に隙間がなく詰まっている場合には、デンタルフロスが適しています。

デンタルフロスの使い方としては、適切な長さに切ったデンタルフロスを、中指に巻き付けて親指と人差し指でつまみ、糸の長さを2~3㎝ほどにして、歯とはの間に垂直にいれていきます。

2つの歯が接している部分を通過したら、歯の間の両面を片面ずつ2~3回こすります。

歯と歯の間をただ通すだけでなく、両側面をしっかりこすることで、汚れを落とすことが可能です。

また歯と歯茎の間の溝に入れると、歯周ポケットの歯垢を落とすことが可能です。

歯磨きをするときのポイント

歯磨きのポイント

ここまで歯磨きの具体的なやり方について解説していきました。

ここからはさらに細かく、歯磨きをするときのポイントについて、解説していきます。

歯磨きは力を入れすぎない

歯磨きをするときに力をいれたら綺麗に磨けるのでは?と思う方も多いです。

しかしそれは意味がありません。

過剰に力を入れて歯磨きをすると、歯ブラシの毛先が開いてしまいます。

そうなると歯ブラシの毛先の部分で汚れを絡み取ることができず、磨き残しが多くなってしまうのです。

また、過剰な力が歯や歯茎に加わると、歯茎が下がって歯の根元が露出してしまい、知覚過敏が起こる可能性があります。

一旦歯茎が下がってしまうと、自然に回復するのは難しいです。

ゴシゴシと強く磨かなくても歯垢は落とすことができます。

歯磨きをするときは、親指と人差し指でペンを持つようにして、力をいれ過ぎないようにしましょう。

歯磨き粉の量は少なくていい

こちらも勘違いされている方が多いのですが、歯磨き粉の量は多ければいいというものではありません。

歯磨き粉の量は、歯ブラシの1/3くらいの、小豆サイズで十分です。

歯磨き粉を多くつけて歯磨きをすると、必要以上に口の中が泡立ってしまい、磨けた気になってしまうのです。

その結果しっかりと歯磨きをすることができず、歯垢が残ったままになってしまいます。

小刻みに動かす

歯磨きをするときは、歯ブラシを小刻みに動かしましょう。

大きく動かすと、細かい部分まで歯ブラシは届きません。

1本ずつ、10~20回程度、小刻みに歯ブラシを動かしながら磨くことで、磨き残しをなくします。

磨く順番

歯を磨く順番は、磨きにくい利き手側の奥歯から磨くようにしましょう。

さらに言うと、そこから一筆書きをするように順番に磨いていきます。

なんとなくの感覚でバラバラに磨いていると、自分が磨きやすいところは磨けるのですが、磨きにくいところは磨き残しが出やすいです。

特に利き手側の奥歯は磨きづらく、磨き残しが出やすいです。

歯を磨く時間

1本ずつしっかりと磨くと、少なくとも10分は歯磨きに時間がかかります。

磨くタイミングは、寝る前や食後がベストです。

1日3回10分間歯磨きに費やすのは、現代においては難しいです。

もちろん3回できるのがベストですが、どうしても時間を確保することが難しい場合は、1日1回でも10分時間をかけて、歯磨きをすることをおすすめします。

まとめ

はまだ歯科 歯磨き指導

以上で正しい歯磨きの仕方についてのお話を終わります。

歯磨きを正しく行うことは、虫歯や歯周病予防の基本です。

磨いていればいいのではなく、正しいやり方で歯磨きをしないと意味がありません。

とは言っても、実際に自分が歯をしっかり磨けているのか、自分の歯磨きの仕方が合っているのか自信がない方も多いです。

そんな方は、ぜひ当院にご相談ください。

歯科医院では、歯磨きの仕方の指導を受けることが可能です。

また、磨き残しが多く歯垢がついてしまっている場合は、クリーニングを行うことも可能です。

もし、自分の歯磨きの仕方や磨き残しに不安がある方は、ぜひ当院にご相談ください。

参考URL

正しい歯磨きの方法 歯ブラシの持ち方や歯間ブラシ・デンタルフロスの使い方 | NHK健康チャンネル

正しい歯磨きの方法と全て!よくある7つの疑問を徹底解説 (kuchi-lab.com)

歯ブラシでのみがき方基本|歯と口の健康研究室|ライオン歯科衛生研究所 (lion-dent-health.or.jp)

正しい歯ブラシの持ち方&磨き方のポイントをマスターしよう!♡ | お口のケアで生涯健康に。ORAL FIRST(オーラルファースト) (oral-first.com)

「歯間ブラシ」の上手な使い方!歯間ブラシを使うコツや保管方法まで紹介 | Lidea(リディア) by LION

【保存版】子どもの歯列矯正について、大人との違いも含めて歯医者が解説!

2024年4月1日

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

突然ですが、お子さんの歯並びを気にしたことはございますか?

当院でも定期的に親御さんたちから相談を受けるテーマですので、今回改めてブログ記事にまとめることにしました。

・子どものうちから歯並びの矯正はした方がよいのか

・大人の歯列矯正と内容は違うのか

・矯正に必要な期間や費用はどのくらいなのか

記事内ではこれらの疑問にお答えしていきますので、子どもの歯並びが気になる、小児の矯正について知りたいという方は最後までご覧いただけますと幸いです。

小児矯正とは

小児矯正とは

まず、子どものうちから歯の矯正は必要なのか?というところからお話していきましょう。

結論から申し上げますと、以下のような歯並びに該当する場合は小児矯正をおすすめしています。

・叢生(乱杭歯)

・反対咬合(受け口)

・上顎前突(出っ歯)

・開咬(前歯が嚙み合わない)

私たち歯医者はこのような悪い歯並びをまとめて「不正咬合(ふせいこうごう)」と呼びますが、不正咬合をそのままにしておくと、

・滑舌が悪くなる

・顎関節症のリスクが高まる

・むし歯や歯周病になりやすくなる

・嚙み合わせの問題から慢性的な頭痛、肩こりが起きやすくなる

・外見的な問題で精神的ストレスを抱えやすくなる

これらの悪影響が子ども時代にとどまらず、大人になっても続く恐れがあります。

とは言っても、矯正をする、しないの判断をご家庭で下すことは難しいと思いますので、気がかりなところがあるようでしたらまずは相談にお越しください。

大人の矯正との違い

矯正 大人と子供の違い

大人の歯列矯正は主に乱れた歯並びをきれいに整えることが目的ですが、小児矯正ではその他にも、これから生えてくる永久歯がきれいに生えてくるために行う治療もあります。

治療の時期によって、子どもの歯列矯正は1期治療と2期治療に分かれています。

1期治療では乳歯から永久歯に生え変わるまでの期間に行います。

この時期の治療の目的は、これから生えてくる永久歯の土台となるあごの骨の成長を促進させることです。

永久歯がきちんと生え揃うためのスペースを確保するわけです。

これに対して2期治療は、いわゆる大人の矯正治療と同様に、永久歯の並びを整えて見た目や嚙み合わせの問題の解消のために行います。

お子さんの状態によって治療開始の時期や期間はさまざまで、1期治療をせずに2期治療から始めることもあります。

1期のうちにしっかりと土台を整えておくことで、2期の治療がスムーズに進みます。

また、1期治療で充分に永久歯が生えそろうスペースができれば、2期治療をせずに済むこともあります。

小児矯正をお考えの方は永久歯が生え揃う前にご相談にいらしてください。

それぞれの治療内容

小児矯正の種類

1期、2期の治療の考え方を知っていただいたところで、次にそれぞれの時期で行う治療法についてもご説明します。

床矯正

「ゆか」でも「とこ」でもなく、「しょうきょうせい」と読みます。

床矯正とは、プラスチック製のプレートにネジやバネが付いた装置で、上の歯を矯正したい場合には上あごに、下の歯の矯正には下あごへ装着します。

ネジを回して装置の幅を広げ、顎の骨を拡大させるためのもので、時期としては1期治療の時に用います。

永久歯が生え揃った時に、抜歯しなければならない事態を極力回避する目的で、いわば予防的に進める治療となります。

床矯正のメリット、デメリットについてもご説明します。

まずはメリットですが、永久歯の矯正(2期治療)の際に抜歯を伴う治療を予防できる可能性が高まります。

床矯正で狙い通りに永久歯の生えてくるスペースを確保できれば、2期治療時の抜歯を行う必要がなくなります。

抜歯に伴う不快な腫れや痛みを避けられるのは大きなメリットです。

また、歯を抜いた隙間を移動させるような矯正治療は時間もかかり大変なので、抜歯せずに済めばその分の治療期間が短く済む可能性もあります。

もちろん歯並びの状況などにもよりますので、必ず抜歯が避けられるものではありませんが、その後の負担が少なく済む可能性があるのは利点です。

床矯正の装置は着脱が可能な点もメリットです。

床矯正のプレートは、例えて言うなら入れ歯のような形をしています。

これは自分で取り外しが可能なため、食事や歯磨きはいつも通りにできます。

ワイヤーの矯正装置や、床矯正に似た固定式の急速拡大装置は矯正中の取り外しができないため、器具の周りに汚れが溜まりやすくなり、むし歯や歯周病にかかるリスクが高まります。

所定の着用時間を守れば矯正装置を取り外せる床矯正治療は、歯の磨き残しを減らせる点で安心感が高いです。

装着感については、矯正治療で感じる痛みや違和感は治療器具によりまちまちです。

例えば歯列矯正の代表格でもあるワイヤー矯正は、締め付ける感じや痛みを訴える声や、頻度はそこまで高くないにせよ器具が口内に当たって傷になる場合もあります。

床矯正の場合は締め付ける感じは少なく、痛みもワイヤー矯正に比べると感じにくい特徴があります。

と言っても全く違和感がないわけではなく、装着しはじめや調整後は力がかかり、数日後には落ち着いてきます。

違和感や痛みがある場合は調整できますのでお気軽にご相談ください。

そんな床矯正ですが、考えられるデメリットとしては、移動可能な範囲に限界があり、細かい歯並びの調整にも不向きな点です。

床矯正は歯槽骨を一方向に動かすためのものであるため、ワイヤー矯正のように歯の位置を細かく調整したり、反対に大きく移動させたりしての矯正はできません。

そして床矯正では、装置の装着に伴い、どうしても若干舌の動きが制限される場合があります。

装着して間もない頃は特にいつもと舌の動きが違ってくるため、お子さんが話しづらく感じることも多いです。

学校などで同級生から滑舌の悪さを指摘されると、心理的ストレスから矯正治療をやめたくなってしまう事も考えられますが、事前に学校へ「矯正治療中である」と連絡しておくと安心です。

さらに、床矯正は1日のうち十数時間は装着しておく必要があります。

良くも悪くも自分で取り外しが出来てしまうので、お子さんが装置を嫌がって外してしまう時間が長いと、思うような効果が得られなくなります。

お子さん自身が「歯並びを直しておかないと将来困ることになる」なんて高いモチベーションで矯正治療に臨むことはあまりなく、どうしても自己管理が難しい面がありますので、親子で前向きに治療に取り組めるような動機付けや習慣化が大切になってきます。

マウスピース式の矯正装置(プレオルソ)

続いて、こちらも1期治療時に用いるマウスピース式の矯正装置の説明に移ります。

特徴として歯並びを直接動かすのではなく、口の周りの筋肉のバラ

ンスを整えることで間接的に歯並びの改善を目指す治療法です。

マウスピースの装着と並行して、あいうべ体操などの舌や口周りのトレーニングも行います。

メリットとしては既製のマウスピースなので歯型を取る必要がなく、家にいる時間と就寝時での装着で済むため学校にいる間は着けずにいられます。

デメリットは床矯正の場合と似ており、細かい歯並びの調整には向かない点です。

また、装着をサボると効果が薄れるところは着脱式の矯正に共通する問題ですので、やはり自己管理が重要になってきます。

ワイヤー矯正

こちらは永久歯が生え揃った2期治療の時期に行う治療です。

大人の歯列矯正でもおなじみですね。

ブラケットと呼ばれる器具を歯に装着し、そこにワイヤーを通して動かしたい方向に力を加えることで歯の並びを動かす仕組みです。

ワイヤー矯正の最大のメリットは、力の向きを細かく調整できるため適用可能な範囲が広く、様々な歯並びの矯正に対応できる点です。

デメリットは床矯正やマウスピース式の矯正の項目でも比較対象として挙げた点である、装置の常時着用に伴う食事や歯磨きのしづらさ、痛みが出ることがある点、また装置そのものが目立つので治療中の審美性の面でやや難がある点です。

まとめ

はまだ歯科 小児矯正

小児の歯列矯正について代表的な治療方法をご紹介しました。

歯並び、お口の中の状態によって適用できる治療法や費用も異なります。

ご自身のお子さんにどの治療法が適しているか?またそれにかかる費用はいくらなのか?

当院では治療前にしっかりとヒアリングを行い、最適な治療法をご提案させていただいております。

まずはお気軽にご相談ください。

審美歯科と一般歯科の違いはどこにある?

2024年3月25日

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

審美歯科という言葉も頻繁に聞くことがあります。

果たして審美歯科は、一般歯科とどう違うのと、疑問に思ってしまうのではないでしょうか。

今回、そのような素朴な疑問にお答えします。

ぜひご一読ください。

一般歯科とは

はまだ歯科 審美歯科

一般歯科とは、保険が適応され、虫歯、歯周病などの治療、噛み合わせを良くする治療など、機能的改善を目的とした歯科治療のことを言います。

実際には一般歯科の分野でも、審美性が無視されている訳ではありません。

ただ機能性を重視した歯の治療ということだけでなく、保険診療でも見た目がキレイな治療が行われています。

しかし、それでも保険診療の一般歯科の場合には、審美を追求するのにも限界があると考えてください。

もっとキレイなものを求めているというのであれば、保険診療ではなく自費診療ということになります。

審美歯科とは

一方で審美歯科では、歯を白くしたい、歯並びをキレイに整えたいという、見た目の美しさを追求した審美的視点をプラスし、機能面の改善も併合し行う治療のことです。

審美歯科は、保険診療ではなく自費診療です。

ですから、治療の費用がかなり高額になってしまうこともあるでしょう。

しかし、それだけ出来のいい仕上がりを実現することができます。

審美歯科と一般歯科の違いとは

審美歯科と一般歯科の違い

審美歯科と一般歯科の違いをさらに解説します。

材料に違いがある

まず、審美歯科と一般歯科は、治療に使用する材料に違いがあります。

一般歯科での虫歯の治療は、銀歯やレジンといった材料を使用しています。

銀歯、レジン、どちらも安価な費用で治療を行うことができます。

しかし、それが審美的に優れているかと言えば、少し言いづらい面があります。

また、機能的に満たすことができていたとしても、耐久性に優れているのかと言えば、それも少し劣る部分があります。

耐久性に優れていないということは、治療しても再び治療が必要となることもあり、一般歯科の方が歯医者へ行く回数も多くなってしまうのかもしれません。

一方で審美歯科の場合、使用する材料に制限がありませんので、セラミックやジルコニアといったモノを使うことができ、審美性や耐久性に優れた補綴物(ほてつぶつ)を作ることができます。

当院でも審美歯科を行っています。

審美歯科によって歯をキレイに美しくすることができ、口元の美しさをアップさせるだけでなく、精神面でもいい効果をもたらすことが可能です。

見た目に違いがある

そして、審美歯科で治療を受ければ、もっと自信をもてるようになり、口を大きく開けて笑うことができるようになるでしょう。

人と会うことが楽しいと思えるようにもなるので、決して費用が高くても悪いことではありません。

まさに、審美歯科は、魅力的なあなたへと変えてくれる手段なのです。

審美歯科でできる治療とは

審美歯科の治療

審美歯科ではどのような治療が行われているのでしょうか。

内容について詳しく解説します。

ホワイトニング

審美歯科で行われているのは、ホワイトニングです。

ホワイトニングとは、専用の薬剤を使って、歯を白くする治療のことです。

専用の薬剤をマウスピースに塗布、装着することで薬剤を歯に浸透させ、歯を白くすることができます。

まさに白い歯は、清潔感や健康的な象徴となるものであり、歯が黄ばんでいるだけで見た目の印象が悪くなってしまいます。

また、ホワイトニングには、歯医者での施術を中心で行うオフィスホワイトニングと、歯医者では必要最低限の施術を行い、メインは自宅などで行うホームホワイトニングとがあります。

ホームホワイトニング、オフィスホワイトニングそれぞれにメリットやデメリットがあるため、まずは、それらがどのようなものであるかを正しく知る必要があります。

クラウン

クラウンとは、歯の治療のために削った歯の上にかぶせるモノのことを言います。

審美歯科においては、自然な白い歯に近づけたセラミッククラウンなどを使用します。

一方で、一般的に行われる虫歯治療で使うかぶせ物、詰め物は、銀製や、レジン製のモノです。

それらのモノも機能は果たしてくれるとしても、見た目の点においてデメリットを感じる方が多いです。

セラミック製のかぶせ物は、ごくごく自然歯に近い見た目であり、かなり高い審美性を発揮することができます。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削って、まるでつけ爪のような感じで、薄いセラミックを貼り付け、歯をキレイに見せる施術のことを言います。

ラミネートベニアでは、ただ歯を白くするだけではなく、歯の形態を改善することもできます。

当院でクラウンやラミネートベニアの施術を受けることで、迅速に歯をキレイにすることができます。

歯のキレイを取り戻す審美治療にはホワイトニングがありますが、こちらは、クラウンやラミネートベニアと比較すれば若干時間はよけいにかかります。

クリーニング

審美歯科で行うクリーニングとは、歯の表面に付着している汚れ、歯垢、歯石などの異物を取り除く施術のことです。

基本的に言えば、歯の汚れは、日常的に行う歯磨きによって解消することができます。

しかし、歯に付着してしまった歯垢は、次第に硬質化していき、歯石になってしまえば一般的な歯磨きでは取り除くことはなかなかできません。

見た目の問題だけでなく、容易に虫歯菌のすみかともなってしまうため注意が必要です。

審美歯科で行うクリーニングでは、専用の器具を使用し、歯磨き程度では落とすことができない異物を除去していきます。

定期的に審美歯科の歯のクリーニングを利用することによって、歯の美しさを維持できることはもちろんですが、それだけでなく歯の病気の予防が可能です。

審美歯科と一般歯科は費用面での違いがある

審美歯科 費用

やはりどうしても、歯医者に行こうと思えば、どの程度費用がかかってしまうのかしら?ということを気にしてしまうことでしょう。

審美歯科と一般歯科には費用に大きな違いがあります。

一般歯科は、比較すれば、誰もが容易に治療を受けることができるような費用額が設定されています。

しかし審美歯科の方はそうではありません。

審美歯科は、まさに自由診療であり、それぞれの歯科医院で費用にも違いがあります。

歯科医院にどの程度費用がかかりますか?と聞いてみて、思っている以上の費用がかかると知れば、審美歯科ではなく一般歯科でできるものにしておこうという気持ちもおきてしまうかもしれません。

一般歯科では、健康保険が適用され、治療費の一部だけを負担すればOKです。

一方では、病気のための治療とは言い難い審美歯科の場合、その多くは保険が適用されない自由診療であるため、発生した費用は、全額が自己負担となります。

また、自由診療である審美歯科は、治療する歯医者によって料金設定が大きく違う点も注意が必要です。

そのため当院では、審美歯科の治療を受けようと思っている方々のため、費用がどのくらいかかるのかを説明し、患者様から納得を得た上で治療に入ります。

金額面で同意を得られない場合には、一般歯科を選択するということも起きてしまうでしょう。

審美歯科を利用するにあたっては、あらかじめカウンセリングなどを受け、治療内容や費用について確認することもとても大事です。

何よりも患者様が納得した上で治療を受けることが大事です。

まずは歯科医院に相談してみましょう。

当院では、現在の歯の状態と患者様の要望をもとに、理想にかなった治療方法と、費用について詳しく説明します。

治療内容については、メリットだけでなくデメリットも理解し、総合的判断をするようにしてください。

入れ歯治療ってどんな治療?その種類とおすすめな人を解説!

2024年3月18日

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

失われた歯を補うために、入れ歯を検討する人も多いのではないでしょうか?

しかし、具体的にどのように治療をしていくのか、どのような入れ歯が適しているのかを判断するのは難しいです。

そこで今日は、入れ歯治療の種類や、どんな人に向いているかなどについて解説していこうと思います。

入れ歯治療とは

入れ歯治療とは

入れ歯治療とは歯を失った際、失われた歯を補う方法の一つです。

昔からある治療方法で、失われた歯を補うのに最もポピュラーな治療方法です。

ご自身で簡単に取り外しができる人工の歯です。

歯を失ったときに、歯を補う方法には主に3つあります。

1つ目が、ブリッジです。

ブリッジとは、歯が欠損した部分の両側の歯を視点として、橋をかけるように義歯を装着する方法です。

元々ある歯を支点として利用するため、装着するのに違和感を感じないのがメリットです。

しかし、健康な歯でも削らなくてはいけないのがデメリットです。

2つ目は、インプラントです。

インプラントとは、欠損した歯の部分に人工の歯根を埋め込み、そのうえに人工の歯を被せる治療方法です。

独立した人工歯根を作成するため、周りの健康な歯を削る必要はなく、負担をかけずに治療ができるのがメリットです。

しかしインプラントは、顎への負担が大きくなってしまう可能性があるのがデメリットです。

正しいケアを行い、定期的にメンテナンスを行うことで防ぐことができる可能性があります。

これらに対して3つ目の入れ歯は、義歯床と呼ばれる歯茎のような部分と人工歯から成り立ちます。

ブリッジのように歯を多く削る必要もなく、負担が少ないのが特徴です。

入れ歯の種類

入れ歯には、総入れ歯と部分入れ歯があります。

ここからはこの2種類について解説していきます。

総入れ歯

入れ歯の種類

総入れ歯とは、歯を全て失ってしまった際に使用する入れ歯のことです。

総入れ歯は、歯茎のような見た目の義歯床と人工歯からできています。

この義歯床を元々の歯茎に被せるように装着します。

インプラントのように人工歯根を顎の骨に埋め込む必要がないため、作成するハードルが比較的低い治療方法となります。

一方で、総入れ歯は歯茎に被せているだけなので、ちょっとしたことで外れてしまったり、上手く食べ物を噛めないことがあることがあります。

しかし、患者さんの負担が少ないことが何よりのメリットになりますので、使用している方が多いです。

部分入れ歯

歯の一部が欠損した場合、欠損した部分を補うことができるのが、部分入れ歯です。

部分入れ歯には様々な種類があり、欠損した部分の両側の歯にバネをひっかけて装着するタイプのものが一般的です。

このタイプの部分入れ歯は、ブリッジと同様、歯を削る必要があります。

しかし、ブリッジのように大きく歯を削ることはないため、比較的少ない負担で治療を行うことが可能です。

部分入れ歯にはデメリットもあります。

部分入れ歯は、両側の歯にバネを引っ掛けるだけなので、安定感がありません。

その他にも、食事の際に食べ物のカスが詰まってしまったり、バネが見えてしまったりすることもあります。

とは言っても、部分入れ歯にはバネを使用せず、歯茎のような見た目のプラスチック土台を装着するタイプのものもあります。

このタイプであれば、見た目を気にする必要はありません。

しかし、どのタイプがご自身に合うかは症状などにより異なる可能性があるため、気にtっている方は、ぜひ当院にご相談ください。

入れ歯治療は保険治療か?

ここまで入れ歯治療について解説してきましたが、一番気になるのは入れ歯治療に保険が適用されるかどうか、ということではないでしょうか?

結論として、入れ歯治療は、保険が適用される治療と、保険が適用されない治療があります。

ここからは保険診療になる治療と、自費診療になる治療について、それぞれ解説していきます。

保険診療になる入れ歯治療

部分入れ歯から総入れ歯まで、基本的には保険が適用されます。

保険内の入れ歯は、審美性や耐久性よりもコストが重視されています。

そのため、先に解説したブリッジやインプラントと比べて最もシンプルな治療となります。

保険診療での入れ歯の目的は、噛めるようになるための最低限の治療のため、満足のいく入れ歯を作成することは難しくなります。

口の中の状態や顎の形は、一人一人異なるため、ピッタリな入れ歯を作成するには、技術と時間がかかるのです。

理由としては、保険診療内での入れ歯治療の金額は、上限が決められているからです。

そのため、一人の患者さんに時間やお金をかけるほど、歯科医院は赤字になります。

こういった理由から、入れ歯はあくまで噛めるようになるための手段で、合うか合わないかは別、というような認識でいるのがいいでしょう。

自費診療になる入れ歯治療

自費診療では、規格から外れた自費で製作する入れ歯のことです。

自費診療での入れ歯は、コストよりも審美性や耐久性を重視しています。

自費で行うことができるため、素材や設計など、一切制限がありません。

そのため、満足のいく自分にぴったりの入れ歯を時間をかけて作成することが可能です。

ここからは自費診療での入れ歯の種類を、解説していきます。

インプラント併用の入れ歯

インプラントを顎の骨に埋め込み、その上から入れ歯を固定する装置を付け、入れ歯をしっかりと固定する方法です。

この治療方法は、顎にインプラントを埋め込む必要があるため、通常の入れ歯治療とはことなり、手術が必要です。

金属床の入れ歯

入れ歯 自費診療

入れ歯の一部を金属で作ります。

樹脂で作るよりも違和感が少なく、耐久性があります。

また清潔に維持できることもメリットです。

しかし、金属アレルギーの方は使用できないため、気を付けましょう。

ノンクラスプデンチャー入れ歯

金属のバネを使用せずに、入れ歯を固定することが可能な入れ歯です。

バネがないため、見た目に違和感が少ないことがメリットです。

デメリットは、2~3年に一度作り直さなければならないという点です。

入れ歯治療が向いている人

ここからは、そんな入れ歯治療が向いている人がどんな人なのかを解説します。

入れ歯治療が向いている人は、歯が抜けた部分の歯茎がしっかりしている人です。

また、左右の歯がバランスよく抜けている人です。

このような人は、入れ歯が入りやすく、治療が成功しやすい傾向にあります。

また、入れ歯は口の中に大きなプラスチックを入れ込む治療となります。

そのため食事の際は大きな違和感を生じますし、普段からちょっとしたことで外れてしまうこともありえます。

そのため、ある程度細かいことは気にしないと割り切ることができる性格の方の方が、入れ歯治療は向いている傾向があります。

反対に、抜けている歯の左右のバランスが悪かったり、歯茎が柔らかい方、違和感を感じることに神経質な方は、入れ歯治療が向いていません。

まとめ

はまだ歯科 入れ歯治療

以上で入れ歯治療についてのお話を終わります。

入れ歯治療は欠損した歯を補う手段として、最もポピュラーな方法です。

保険診療の場合は、費用も比較的低くなる傾向があり、コスパ重視で欠損した歯を補う方にはおすすめです。

自分には入れ歯診療が向いているのか、向いているとしてどのような入れ歯治療が向いているのか、もし気になる方はぜひ当院にご相談ください。

一緒に、あなたに合う入れ歯治療を考えていきましょう。

歯ぎしり・くいばりの秘密、起こる原因と対処法

2024年3月11日

歯ぎしり・くいばりの秘密、起こる原因と対処法

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

朝、起きたときに顎が痛い、だるいなどの症状はありませんか?
それは、寝ているときの歯ぎしりやくいばりが原因かもしれません。

しかし、なぜ歯ぎしりやくいしばりが起こるのか、また、どう対処すればよいのか知っていますか?

今回この記事では、歯ぎしり・くいばりの原因から対処法までを詳しく解説します。

歯ぎしり・くいばりとは?

歯ぎしり・食いしばりとは

歯ぎしりは、主に寝ている間に歯と歯が擦れ合う音がすることを指します。

特に深い眠りの際に発生することが多いです。

対照的に、くいばりは、強く歯をくいしばる行為を指します。

グッと上下の歯を強く噛みしめる(くいしばり)やカチカチと歯をすばやく打ちならす(タッピング)があります。

また就寝時だけでなく日中、上下の歯を持続的に接触させる癖が原因でお口や身体の健康に影響を及ぼしていることがあります。

これは日常生活で、特にストレスや緊張を感じる場面で無意識に行われることが多いです。

歯ぎしりやくいばりの発生は、個人の習慣や環境、生活様式によって異なりますが、どちらも顎や歯に対する負担が増加するため、注意が必要です。

特に、自分で気づきにくい行為であるため、家族やパートナーに指摘されることで初めて気付くことも少なくありません。

なぜ歯ぎしり・くいばりが起こるのか?

歯ぎしり・食いしばりの原因

歯ぎしりやくいばりの原因は多岐にわたりますが、以下の3つの要因が主な原因として挙げられます。

ストレスが関連する

ストレスは歯ぎしりやくいばりの主な原因の一つです。
日常の緊張やプレッシャー、仕事や人間関係のストレスが蓄積すると、無意識のうちに歯を強くくいしばることが増えます。

また、感情を押さえつけられたり妨げられたりすることにも関与するとされています。

ストレスが原因で歯ぎしりやくいばりが起こることが知られています。

歯の位置や噛み合わせの問題

歯の位置が正しくない、または噛み合わせに問題がある場合、顎のバランスが崩れ、歯ぎしりやくいばりが起こりやすくなります。

特に矯正歯科治療や抜歯後の歯の移動によって噛み合わせが変わった場合に注意が必要です。

睡眠障害との関連

睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害が原因で、呼吸が一時的に止まる際に、歯ぎしりが起こることも考えられます。

これは酸素が少なくなることで、脳が覚醒反応を起こし、歯ぎしりが発生するという理論が提唱されています。

歯ぎしり・くいばりの影響

歯ぎしり・くいしばりを放置すると、歯周病の悪化や肩こり・頭痛・めまいなどの全身のさまざまな不快症状を引き起こしてしまう恐れがあります。

歯やお口周りへのダメージ

長期間にわたって歯ぎしりやくいばりを続けると、歯の表面が削れてしまうことがあります。

歯ぎしりやくいばりにより、歯の表面が削れたり、歯が欠けたりすることがあります。

また、長期的になると歯だけでなく、顎や顔の形にまで影響が広がります。

毎日、強く咬み合うことで、歯だけでなく、顎の筋肉・関節・さらには骨にまで影響を及ぼします。

例えば、治療した歯のつめものがすぐに欠けてしまう、はずれてしまうことがあります。

また、時間をかけて矯正したのに歯ならびが悪くなってしまうこともあります。

顎関節症のリスク

顎の関節や筋肉に過度な負担がかかると、顎関節症のリスクが高まります。

顎関節症は、開閉時の痛みやキリキリとした音、顎の動きの制限などの症状が現れます。

顎の関節左右の動きにズレがあって違和感を感じる、物を噛むと顎の関節に痛みを感じる、顎が外れそうになるケースもあります。

顔の変形

食いしばりを片側でしている人は注意が必要です。

食事の際、片側だけで噛む癖のある方が多くいらっしゃいます。

片側で噛む癖が長期間にわたると、力を加える方にだけ顎の筋肉が発達して、顔の歪みを引き起こす原因になります。

ひどくなると、目や大きさや頬の張り方が左右で違ってくることもあります。

楔状欠損(くさびじょうけっそん)、知覚過敏

人間が力いっぱいかみしめた時の噛む力は、自分の体重程度と言われています。

例えば体重50㎏の人なら、噛む力は50㎏を出すことができます。

よく固いものを食べている人や、スポーツをしている人は、歯を食いしばることが多いので、最大に噛む力が体重以上になることもあります。

そして睡眠時の噛む力(咬合力)は1日の中でも1番強く、夜間の歯ぎしり(起床前の約3時間に多く発生し、入眠時よりも覚醒時)では、顎骨に500㎏〜1000㎏荷重がかかります。

歯牙単位では、250㎏の荷重がかかると言われています。

くいしばりや歯ぎしりで強い力が歯にかかっていると、歯の見えている根元の表面のエナメル質と象牙質の境目が楔(くさび)が打ち込まれたように欠損した状態になります。

これを「楔状欠損」といいます。

歯の見えている部分の根元が露出している状態が続くと、冷たいものがしみる、歯ブラシが当たると瞬間的な激痛が走る症状がある人は「知覚過敏」の可能性があります。

知覚過敏は軽度のものなら塗り薬の塗布などで症状を和らげることができますが、ひどくなってしまうと歯の神経を抜く治療が必要になることがあります。

また、楔状になった部分にプラークがたまって、虫歯や歯周病の危険が高まります。

あまりに進行すると、歯の神経が露出する可能性があるので、注意が必要です。

からだの不調

歯ぎしりが原因で肩こりや頭痛・腰痛、全身の全身の倦怠感・だるさなど、さまざまな症状に発展し、全身にまで影響が広がります。

睡眠の質の低下

睡眠中の歯ぎしりが原因で、深い眠りに入れないことがあります。

これにより、日中の眠気や集中力の低下、疲労感などの症状が現れることがあります。

歯ぎしり・くいばりの対処法

歯ぎしり・食いしばりの対処方法

歯ぎしり・くいばりの対処は、原因を特定し、それに応じた方法を取ることが大切です。

歯ぎしりや食いしばりは一種のクセなのですが、その原因のひとつにはストレスを代える行為といわれています。

ストレスを感じるとそれを発散させるために歯をくいしばってしまうのです。

また、仕事中・勉強中・家事をしている時など、集中している時に上下の歯を合わせてしまうのが癖になっている人がいます。

日中の食いしばり対策は、まず自分で気付く(認知すること)です。

時々自分で意識して、食いしばっていないか確認してみましょう。

もし気が付いたら顎の力を抜いて、上下の歯を離してみてください。

何かに集中しているとき(仕事や勉強や家事など)にくいしばりを起こしやすいので、ご自身でくいしばらないように常に暗示をかけるようにすることもコツです。

ストレスの緩和

リラクゼーションや適切な休息、趣味や運動を取り入れることでストレスを減少させる努力が必要です。

マウスピースの使用

寝ているときはコントロールができないので、マウスピースをつけて眠ることで、歯や顎へのダメージを軽減させます。

歯医者で歯型を取り、作成するオーダーメイドのマウスピースは、歯の摩耗を防ぎながら、顎のバランスを改善する役割があります。

噛み合わせの調整

歯の位置や噛み合わせが原因の場合、矯正歯科治療や噛み合わせの調整が必要です。

まとめ

はまだ歯科 歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしり・くいばりは就寝時に無意識にしてしまうものなので自覚することは難しいです。

しかし、上下の歯が咬み合うところに、すり減りがあるか、頬の内側や舌に歯のかんだ痕があるなどお口の中の状態をみてください。

朝起きた時に口の周囲がこわばっていたり、顎が疲れていたり、肩こりや、頭痛が多いかなどの体調を確認することで自分が歯ぎしりやくいしばりをしているかをチェックすることができます。

自分の体のサインを正しく理解し、早めの対処が大切です。

気になる方は、当歯科医院までお問い合わせください。

歯のホワイトニングで明るい笑顔を手に入れよう

2024年3月4日

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

歯の黄ばみや汚れは誰しもがコンプレックスを感じる悩みの一つです。

写真を撮る時や人前で口を開けることをためらってしまう経験がある人もいるのではないでしょうか。

しかし最近では、歯のホワイトニング治療によって歯を白く美しく輝かせることが可能になっています。

この記事では、歯が黄ばむ原因と歯を白くするホワイトニング治療の種類、期間、効果やリスクまで詳しく解説します。

白く輝く理想の歯を手に入れたい方はぜひ参考にしてください。

歯が黄ばむメカニズムと原因

歯の黄ばみの原因

なぜ歯は黄ばんで見えるようになるのでしょうか。

歯の構造と黄ばみの原因を見ていきましょう。

歯の構造

歯の表面を覆う白い部分を「エナメル質」と呼び、この下に「象牙質」と呼ばれる部分があります。

象牙質には色素が含まれているため、エナメル質が薄くなると歯が黄色く見えるようになります。

歯の色のくすみの原因

歯が黒ずんだり黄色く見えるようになる主な原因は次の通りです。

喫煙:ニコチンが歯を黄色く染める

飲食物:コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレー、ブルーベリーなど着色しやすい

薬品:抗生物質などの薬品が原因のことがある

加齢:年齢を重ねることでエナメル質が薄れ、歯が黄ばむ

歯みがき不足:毎日の歯みがきがおろそかになって汚れがたまっている

これらの要因を理解し、予防することが、ホワイトニングの効果を長持ちさせる鍵です。

ホワイトニングで歯を白くするメカニズム

ホワイトニングとは、歯の表面や内部の変色を取り除き、自然な白さを取り戻す治療法です。

歯科医院での専門的な処置から、自宅で行える簡単な方法まで、さまざまな種類があります。

代表的なホワイトニングの方法とそのメカニズムを見ていきましょう。

光歯科治療

レーザー光やLEDライトの光エネルギーを歯に照射することで、活性酸素が発生し、歯の奥深くに含まれる色素成分が分解され歯を白くします。

歯科医院で行うホワイトニング治療です。

短時間の治療で効果的にホワイトニングできる利点があります。

過酸化水素などの酸化剤

歯科用の酸化剤を歯の表面に塗布することで、歯の表面の色素を酸化分解します。

過酸化水素などの酸化剤が使用されます。

歯科医院や自宅で行うホワイトニング治療です。

研磨剤によるメカニカルホワイトニング

歯の表面を研磨粉で磨くことで歯の表面の汚れや色素沈着を物理的に取り除きます。

市販の歯磨き剤で自宅で簡単にできますが、効果は緩やかです。

また、歯科医院で専用の歯磨剤や機器を使用して着色や汚れを取り除くことが可能です。

ここで本来の歯の色を確認し、さらに白さを求めるのであれば、歯医者でホワイトニングについてご相談されることをおすすめします。

ホワイトニングの種類と特徴

ホワイトニングの種類

ホワイトニングには大きく分けて歯科医院で受けるオフィスホワイトニングと、自宅で使用するホームホワイトニングの2種類があります。

ホワイトニングの効果

ホワイトニングの効果は個人差がありますが、本来の歯の色よりも明るい色にすることが可能です。代表的な効果は次の通りです。

歯の色を数段階明るくできる
口元が明るく整えられる
笑顔の印象が大きく変化

効果の持続力も個人差が大きいものの、6ヶ月~2年程度の期間明るい歯を保つことができます。

リスクと副作用

一方でホワイトニングには次のようなリスクがあり注意が必要です。

極端に白すぎると自然でない仕上がり
歯や歯ぐきの一時的な過敏症
適切なケアを怠ると色が戻ることもある

ホワイトニング中に歯や歯ぐきに違和感がある場合はすぐに歯医者に相談しましょう。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングのメリットは効果の高さと即効性です。

レーザーやライトを照射する光歯科治療が主流で、1回の施術で効果がみられます。

欠点は通院回数の制約や保険対象外です。

ホームホワイトニング

一方、ホームホワイトニングは専用の歯磨き剤やホワイトニング材をトレーに入れて使い自宅で行うもので、低価格な商品が多数あります。

しかし薬用歯磨き程度の緩やかな効果で、持続に数ヶ月必要となり即効性は期待できません。

即効性を重視するなら高額ですがオフィスホワイトニングがおすすめです。

コストを抑えた長期的な改善ならホームホワイトニングの方がよいかもしれません。

ホワイトニングの検討方法

ホワイトニングの検討

自分に合ったホワイトニング治療法を選ぶには、次の観点から検討しましょう。

予算

歯科医院でおこなう光歯科治療が自費治療で高額で、自宅でおこなえるトレー法が低価格と大まかに分類できます。

ホワイトニングの効果

即効性を重視するか長期的改善を重視するかで選択が変わります。

歯科医院での光歯科治療が即効性が高い反面、自宅でおこなえるトレー法は緩やかですが持続性があります。

ホワイトニングにかけられる時間

通院回数や使用する時間の制約がないかを検討しましょう。

通院回数の制約は光歯科治療のほうが多く、使用時間の制約はトレー法で生じやすいです。

ホワイトニングのメリットとデメリットの把握

ホワイトニングには明るくきれいな色を手に入れられるメリットがありますが、一方でコストの高さや理想的な白さを出すための施術回数の多さなどのデメリットもあります。

ホワイトニングは保険診療の対象外で、自由診療料金となります。

また、人工歯や入れ歯の場合はホワイトニングの効果が期待できません。天然歯であることが前提条件となります。

テトラサイクリン系の抗生物質の服用で歯が変色してしまった方、歯の神経を失ってしまっている場合は効果が期待できません。

虫歯や歯周病があるままホワイトニングをすると、薬剤が直接触れて痛みや炎症が増してしまうので、治療をすませてからおこないましょう。

知覚過敏の方も薬剤がしみてしまうことがあります。

ただし、濃度を下げておこなうことも可能な場合があるので、一度歯医者に相談してください。

即時性の高いオフィスホワイトニングの場合は1回である程度の効果が期待できます。

回数を重ねることで理想的な笑顔を手に入れやすくなります。

以上に挙げた項目やホワイトニングのメリットやデメリットを把握したうえで、自分にあったホワイトニング治療を検討していきましょう。

ホワイトニングを安全に進めるために

近年、インターネット上で自己流のホワイトニング方法が多数紹介されていますが、専門知識のない人がこれを参考にホワイトニングを行うことは大変危険です。

特に個人輸入などで海外のものを使用すると、歯を傷つけてしまう恐れがありますので、おすすめできません。

含まれている成分や使用方法を確認しましょう。

また過剰なホワイトニング薬用歯磨きの利用も、歯の表面を傷めエナメル質を失わせる原因となりかねません。

また、一度きれいにホワイトニングできたとしても、メンテナンスが大切です。

適切なケアができていないと、色が戻る可能性があります。

ホワイトニング後はカレーや赤ワインなどの色の濃い食事は避けてください。

お口の環境を清潔に保ち、定期的に歯科検診を受けましょう。

まとめ

はまだ歯科 ホワイトニング

歯のホワイトニング治療によって、笑顔全体の印象が大きく変わり、明るく感じられるようになります。写真を撮る時や人前での笑顔に自信を持てるでしょう。

効果に個人差はありますが、記事を参考に歯の黄ばみが気になる方はホワイトニング治療を検討してみてください。

ご不明な点があれば遠慮なく当歯科医院にご相談ください。

再発リスクが高い!?しっかりと根治させるには…

2024年2月26日

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

「虫歯になったかも」、「少し痛みが気になってきた」と痛みで違和感を感じた頃には、皆さんが思っているよりも虫歯は進行しています。

「歯医者さんで簡単に治療できるし…」と安易に思っていませんか?

実は、虫歯は再発リスクが高い疾患です。歯科での専門的治療に加えて、日常生活においてのセルフケアも重要になってきます。

そんな虫歯も、他の疾患と同様で「早期発見・早期治療」が非常に重要なため、定期的に歯科での健診をオススメします。

それでも虫歯になった場合、どのように治療を進めていくかご説明します。

まずは虫歯の原因を知っておく

虫歯とは

虫歯の原因はプラーク(歯垢)です。プラークは細菌の塊で、ここに潜む細菌たちの中でも特にミュータンス菌が最も悪さを働きます。この菌が酸を作り出し、歯を溶かしてしまった状態が虫歯です。

このミュータンス菌は生後10ヶ月〜36ヶ月くらいの間に、保護者から感染すると言われています。いったん口の中で大量のミュータンス菌が感染してしまうと、歯磨きくらいでは、菌量を減らすことはできません。

さらに、この細菌たちは砂糖(糖分)が大好きで、糖分を栄養に増殖し粘着性の強いプラークを歯の隙間などにどんどん作ってしまいます。その為、「甘い物を食べ過ぎると虫歯になりやすくなる」と言われるのです。

もちろん糖分の取り過ぎだけが原因ではなく、歯磨きの方法や唾液量が少ないなど、細菌の働きや繁殖を高める要因がいくつか重なり発症します。

歯の構造を知っておこう

歯の構造

歯は「エナメル質」、「象牙質」、「セメント質」から構成されています。歯茎から上の部分を「歯冠(分かりやすく歯と記載していきます)」、歯茎の中の部分を「歯根」といいます。

エナメル質

歯の表面にある最も硬い組織です。とても硬い組織ですが、酸で溶けやすいという弱点があります。

象牙質

エナメル質の内側にあり、歯の部分から歯根部までを構成する組織です。エナメル質よりも柔らかく、さらに酸にも溶けやすい組織になります。

象牙質には象牙細管という細い管が通っていて、管の中は組織液で満たされています。

セメント質

歯根部表面を覆っている組織です。象牙質よりさらに深層にあると想像してください。

歯根膜という膜で歯槽骨(歯を支える骨)と結合しています。人間の骨と同じくらいの硬さをしています。

歯髄

一般に神経と呼ばれる組織です。

神経線維以外に血管やリンパ管などが通っています。この血管などから象牙質に栄養を補給しています。

虫歯の進行度と一般的な治療方法

虫歯になったら「削る」「抜く」といった治療をすぐに思い浮かべてしまいませんか。

他の疾患と同様に軽度~重度と進行度によってそれぞれ治療を選択していきます。

次に進行度別に症状や治療について①~⑤段階に分けてご説明します。

①かなり軽度の場合

②エナメル質まで進んでいる場合

③象牙質まで達している場合

④神経(歯髄)まで達していた場合

⑤歯根にまで達している状態になったら…

①かなり軽度の場合

ごく初期の虫歯は、歯の表面のエナメル質が少し溶け始めた状態です。
見た目では、白く濁った様になり穴はまだ空いていません。痛みなどの自覚症状は出ていないことが多いです。
この場合は、削る等の治療ではなく適切な歯磨きやフッ素塗布で治療が行えます。

②エナメル質まで進んでいる場合

歯の表面はエナメル質でできていますが、ここが溶け始めるとしだいに黒ずんでいきます。

この状態では、まだ痛みはありませんが冷たいものを食べたり、飲んだりするとしみることがあります。

穴が空いてしまった場合は、まず虫歯部分を削ります。その空いた部分に合成樹脂のレジンを入れて固めます。

使用するレジンは、ほぼ歯と同様の色をしています。虫歯の範囲が小さい場合や見た目が気になる部分で、多く用いられます。

③象牙質まで達していた場合

象牙質はエナメル質の内側にある部分です。

虫歯が象牙質まで達すると言うことは、より虫歯が進行してきているということになります。

また、象牙質はエナメル質よりも柔らかい組織でできているため、エナメル質の虫歯よりも進行速度が速くなっていく傾向にあります。

時々、痛みを感じるようになり、冷たい物や甘い物を摂取したときにしみるようになります。

象牙質にまで達した場合でも、範囲が小さい場合は虫歯部分を削った後にレジンで埋める方法をとることもあります。

しかし、虫歯で空いた穴が大きくなってしまった場合はレジンの様に直接埋めるという方法は行えません。

穴が広範囲の場合は、まず型を取ります。
その後、型に石膏を流し込み歯の模型を作製します。この模型を使用して、金属やセラミックの詰め物やかぶせ物を作り、歯に詰めます。

④神経(歯髄)まで達していた場合

虫歯がさらに深く進行してしまうと神経にまで到達してしまいます。

神経にまで達した場合は、神経に細菌が進入してしまっており安静にしていてもズキズキと激しい痛みが生じます。

また、熱いものがしみるような状態となっています。

神経の炎症が重度な場合は、まず侵された神経組織を除去します。

その後、根管内を消毒し、シーリング材を使用し埋めていきます。

また、神経が死んでしまった歯は大変脆くなってしまいます。クラウンなどの被せ物をします。

⑤歯根にまで達している状態になったら…

歯根まで達している状態とは、歯の大部分が溶けてなくなってしまい、歯の根っこ部分まで虫歯に冒された状態です。

神経が死んでしまっており、温度や刺激による痛みがなくなってしまいます。

しかし、歯根部に膿が溜まってくると再度痛みが出現するようになります。

ここまで進行した時は多くの場合、抜歯が必要となります。

抜歯後、傷が治癒した後に「入れ歯」や「ブリッジ」、あるいは「インプラント」などで失った歯の機能の回復を図ります。

虫歯は進行すればするほど侵襲を必要とする治療が選択される場合が多いです。そうなると、患者様への身体的・精神的な負担も増えてしまいます。

再発しないために

虫歯治療方法

冒頭でも少し触れましたが、「虫歯は再発しやすい疾患」です。

軽度でも重度でもしっかりと治療を完了させることが重要です。

重度になっていくと治療回数が増えたり、かかる費用も増えたりしてしまいます。
しかし、途中で治療を放置してしまうと、虫歯も治りませんし、痛みがひどくなり虫歯が広範囲となることもあります。

さらに、虫歯は「不十分な歯磨き」や「糖質の過剰な摂取」など生活習慣に関係の深い原因が多いです。

虫歯が1つ完治したからといって、今まで通り過ごしてはいけません。

何故なら、以前と同じ生活習慣は「虫歯になりやすい生活習慣」でもあるため、自身の「歯磨き方法」や「食事習慣」などを見直す必要があります。

そのため、定期的に歯科で健診を受けることもオススメします。

定期的に通うことで、専門的なクリーニングを行ってもらえたり、歯磨きのブラッシング方法を指導してもらえたりします。

もちろん虫歯や歯周病といった歯科疾患の早期発見もできます。

まとめ

虫歯予防

「虫歯」という言葉は子供の頃から聞き馴染みのある疾患名ですよね。

進行具合によって治療方法の幅も大きく異なってしまいます。

もちろん、できるかぎり侵襲が少なく、歯や神経を残せる方法が患者様への負担が少ないため良いでしょう。

しかし、状態によっては大きく削ることや、抜歯する必要もあるので早期発見し軽度の状態で治療できるように、少しでも違和感があれば当歯科医院へ受診しご相談ください。

インプラント治療の基礎知識 完全ガイド

2024年2月19日

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

歯を失うことは、日常生活に大きな影響を与えます。

会話が難しくなったり、食事を楽しめなくなったりすることもあるでしょう。

そんな問題を解決するための一つの選択肢が「インプラント治療」です。

この治療法は、失われた歯を効果的に再現し、あなたの生活の質を大きく向上させることができます。

この記事では、インプラントの特徴やメリット、デメリットについて分かりやすく解説しています。

歯を失った方や、インプラント治療についてもっと知りたいと思っている方は、ぜひこの情報を参考にしてください。

インプラントとは

はまだ歯科 インプラント

インプラントと聞いて真っ先にイメージするのが歯科治療だと思いますが、もともと「体内に埋め込む医療器具」を幅広く指す言葉です。

心臓のペースメーカーや整形外科のシリコンインプラントなど、他の医療分野でも様々なインプラントが使用されています。

歯科領域で言うインプラントとは、顎の骨に埋め込む人工歯根のことを指します。

歯を失った部分を再建する大切な治療です。

この「歯科インプラント」を扱う機会が歯科診療の中で圧倒的に多いため、一般的にインプラントといえば歯科を連想するようになったと考えられます。

今やインプラントは歯科を代表する重要な治療法として定着しつつあります。

さらに具体的には、インプラントとは、チタンやセラミックなどの人工物を顎の骨に植え込み、その部分に新しい歯を取り付ける治療法です。

インプラント自体が人工の歯根として機能するため、抜歯した部分を自然な歯のように再建できるのが最大の特徴です。

インプラント治療によって、歯を失ってしまった部分に人工歯根と歯冠が装着されることで、天然の歯と同じような外観と機能を回復させます。

欠けた部分が埋まり笑顔で過ごせるだけでなく、残っている歯の保護にもつながります。

インプラントは歯を失った部分を置き換える理想的な治療法なのです。

インプラント治療を受けられる方

インプラント治療は、事故や虫歯、歯周病などで歯を失った方だけでなく、生まれつき歯がない方も対象となります。

欠損箇所が1本であっても複数本であっても治療可能です。

しかしながら、インプラントは手術を伴う治療のため、誰でもが受けられるわけではありません。

治療適用には以下の条件があることを知っておく必要があります。

全身状態が良好であること

インプラントを埋入する部位の顎骨に十分な量と質があること

循環器系疾患や呼吸器系疾患を抱えていないこと

血糖値がコントロールできていること

歯周病などの口腔内疾患がないこと

特に顎骨の量と質については治療前の検査で必ず確認します。

上記の条件をクリアできていれば、幅広い患者さんがインプラント治療を受けることが可能です。

治療の流れ

インプラント治療の流れ

診断、計画、インプラント埋入、人工歯の装着までのステップを含みます。
## インプラント治療の流れ

インプラント治療の主な流れは以下の通りです。

1. 歯科用CT検査で顎骨と周辺組織の状況を確認

2. カウンセリングで症例の状況と治療計画を確認

3. 1次手術でインプラント体を顎骨に埋入

4. インプラントと骨が結合する期間を経過観察

5. 2次手術でアバットメントを取り付け固定

6. 人工歯冠の型取りと装着

7. 定期的なメンテナンスで状態をチェック

術前術後の期間を合わせると6ヶ月から1年程度の治療期間が標準的です。

CT検査、カウンセリング、人工歯装着と段階を経て最終的なインプラントが完成します。

インプラント治療前の注意点

インプラント治療は外科手術を伴う治療です。したがって、治療開始前にいくつか確認する必要があります。

まず大切なことは、事前に十分な説明とカウンセリングを受けることです。

インプラント治療の内容やご自分のお口の中、全身状態について検討します。

次に、治療前検査としてCTや血液検査、心電図などを行います。

特にCT検査では顎骨の量と質を詳細にチェックし、インプラント体を正確に埋入できるかどうか判断します。

治療方針が固まったら、期間や費用、手術日程を確認します。

予期せぬトラブルがないよう、当歯科医院では事前の十分なインフォームド・コンセント
をしています。

患者さんが納得した上で治療にのぞむことが重要なので、遠慮なくご相談してください。

インプラントの構造

インプラント治療では、人工の歯根と歯冠で本来の歯を置き換えます。

使われるインプラントには代表的に以下の3つのパーツがあります。

・インプラント体:顎の骨に植え込む歯根に相当する部分。チタン製が一般的。

・アバットメント:インプラント体と歯冠を接続する役割を果たす部品。

・人工歯冠:目に見える部分の歯の冠。周囲の歯と見分けがつかないよう調整される。

このうちインプラント体とアバットメントが一体型の製品もある他、ケースによっては選択できる余地があります。担当歯科医師から説明を受けましょう。

インプラント治療の構成材料

インプラントを構成する各パーツには以下のような材料が使われます。

・インプラント体:チタンまたはチタン合金がほとんどを占め、生体親和性が高いです。

・アバットメント:インプラント体と同様にチタン系材料のほか、強度の高いジルコニアも使われます。

・人工歯冠:審美性が高く配合比を調整しやすいジルコニアが主流で、その他にもレジン、セラミック、ハイブリッドセラミックなどの選択肢もあります。

インプラント体を支える骨との結合力が重要視されるため、生体適合性にすぐれたチタン系材料が第一選択されます。

人工歯冠の材料選びには審美性も考慮する必要があります。

インプラント手術

インプラント体を埋め込む手術は、一般的な歯科診療のように局所麻酔で行ないます。

また、不安感の強い方、緊張して血圧が上がりやすい方は静脈内鎮静法で行われることもあります。

全身麻酔ではなくウトウトした状態なので、恐怖心が少なく治療しやすいメリットがあります。

あごの骨の状態によって、手術法には一回法と二回法の2通りがあります。

インプラント手術後の注意点

インプラント治療の注意点

インプラント手術後は、定期的なメンテナンスが欠かせません。

インプラント周囲炎を防ぐ意味でも、術後のケアはきちんと行う必要があります。初回は1か月後、その後3か月、6か月、1年と経過を観察していきます。

この間にきちんとブラッシング指導やスケーリングを行い、炎症の徴候がないかチェックします。

問題がなければ1年に1回の定期検診でもOKですが、自覚症状が出た際にはすぐに受診しましょう。

インプラントもまた永久保証のものではなく、正しいメンテナンスが長期成功の鍵を握っていると言えるでしょう。

メリット

インプラント治療の大きなメリットは、機能回復と審美性の2点にあります。

まず機能面では、欠損部位が埋まることで噛みしめる力が回復します。

硬い食べ物が楽に食べられるようになり、会話時の違和感も軽減されます。

お口の機能が取り戻せる点が大きな魅力と言えるでしょう。

見た目も天然の歯と変わらない自然な仕上がりです。

形、色調を本来の歯に合わせることで、自然な見た目になります。

デメリット

第一に、顎骨への外科手術が伴う治療のため一定の合併症リスクが避けられません。

特に顎骨内の神経を損傷する可能性や、手術部位感染の危険性が挙げられます。

技術や術者の経験値によってリスク度は左右されますが、ゼロにはできません。

もう一点が高額な治療費用です。

保険適用の対象外となることがほとんどで、自己負担額が多額にのぼります。

これらのデメリットを踏まえた上で、メリットである機能回復と審美性の高さを優先できるかどうかが、治療選択の判断基準になります。

まとめ

インプラント治療の基礎知識

インプラント治療は多くのメリットがありますが、治療を受ける前にはデメリットや注意点を理解しておくことが重要です。

インプラントに関する詳細なご相談は、当歯科医院までお気軽にしてください。

歯の変色、黄ばみについて

2024年2月12日

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

今回は歯の変色、黄ばみについてお話しします。

歯が黄ばむ原因と対策

歯の黄ばみの原因

歯の美しさは、見た目の印象や清潔感に大きく作用し、重要な要素の一つです。

白い歯は美しいだけでなく、口元に若い印象を与えてくれます。

しかし、年齢とともに歯が黄ばみ始めることがあり、それは多くの人にとって悩みの種となります。

ご自分の歯の黄ばみが気になる方は、一度、歯医者さんに相談をしましょう。

この記事では、歯が黄ばむ原因と、それに対する効果的な対策について詳しく解説します。

さらに、黄ばみを防ぐための実用的な方法についても触れていきましょう。

歯が黄ばむ原因

1.加齢による黄ばみ

歯が黄ばむ主な原因の一つは加齢によるものです。

歯の表面は半透明の「エナメル質」に覆われていて、その下に「象牙質」があるという構造をしています。

エナメル質自体は無機質で結晶状態の物質ですが、象牙質は数割程度の有機物を含んでいます。

象牙質の有機物に黄色味があるため、半透明のエナメル質を通して象牙質の黄色味が見えてしまうのです。

年を取ると象牙質は次第に黄色味を増し、同時にエナメル質は磨耗で薄くなってきます。

歯の表面で乱反射を起こすことで内部の象牙質が透けて見えるのを防いでいたエナメル質は、年齢を重ねると、象牙質の色がそのまま見えるようになるのです。

このように加齢に伴って象牙質の黄色い色が外側から見えやすくなれば、老けて見える要因の一つになってしまいます。

2.食生活と歯の黄ばみ

歯の黄ばみ 食事

食生活も歯の黄ばみに影響を与えます。

特に色素を多く含む食品や飲み物が、歯の表面に着色を残すことがあります。

歯の表面に着く色素や汚れ、歯の黄ばみの原因になるのがステインです。

ステインは、食べ物の中に含まれるポリフェノール類と、歯の表面のエナメル質をおおっているペリクルというタンパク質が結びついたものです。

一度付着してしまうとステインは水に溶けないので、歯ブラシでは簡単には落ちず、強力に付着してしまいます。頑固なステインになります。

タバコは全身疾患に影響があるので控えましょう。

以下は、歯の黄ばみに影響する可能性のある食品や飲み物の例です。

コーヒー: コーヒーは多くの人にとって日常的な飲み物ですが、その色素が歯に付着し、黄ばみを引き起こすことがあります。

紅茶: 紅茶もコーヒーと同様に、色素を多く含みます。

特に濃い紅茶は歯に着色を残しやすいです。

ワイン:  赤ワインは歯に色素を付着させやすく、また、酸性の性質を持つため、エナメル質を脆くする可能性もあります。

カレー:  カレーのスパイスや着色料は、歯に色素を残すことがあります。

そのほか、ブルーベリー系、チョコレート、ビーフシチューなどの色の濃い食事、硫黄を多く含む食品(ネギやニンニク)、ガムやキャンディー、アイスキャンディーなど着色料の多い食品が挙げられます。

3.むし歯で変色

歯の黄ばみや変色の原因には、むし歯の治療が大きく影響しています。

むし歯になると、歯は黄ばんだり、黒ずんだりします。

むし歯が進行していくと穴が開き、穴が開くことで黒く見えてしまいます。

また、むし歯の治療を受けた歯でも詰め物の変色によって歯も変色して黄ばんで見えるようになります。

これは、詰め物の劣化だけでなく、食べ物の影響や詰め物内部のむし歯によって変色していることもあります。

初期のむし歯の状態で歯は濁った白色になります。

そのまま放置し進行していくと歯は黒ずんだ色になります。

4.抗生剤や失活歯の影響

歯の黄ばみに影響を及ぼす他の要因には、抗生物質の使用や失活歯(死んだ神経を持つ歯)が含まれます
これらの要因が黄ばみを引き起こす原因を詳しく見てみましょう。

抗生物質の使用: 一部の抗生物質は、お口の中の微生物バランスを変え、口臭や歯の色素沈着を引き起こす可能性があります。

特に長期間にわたる抗生物質の使用は、歯の健康に悪影響を及ぼすことがあります。

失活歯: 歯の神経がしんでしまった歯は、その内部で変色や色素沈着が起こりやすいです。
失活歯は、歯が黄ばむ原因の一つとなります。

5.歯石

歯に付着した歯垢は、たった2日間で歯石になります。

歯と歯ぐきの境い目や歯と歯の間にできた、石のように硬い歯石は、歯磨きだけでは取り除くことができません。

歯石は、虫歯の原因にもなり、歯ぐきも腫れてくるため、より汚く見えたり、口臭もでてきます。

歯石の色は、白~黄色、徐々に黒へと着色していきます。

歯の黄ばみ対策

歯の黄ばみを防ぐためには、以下の対策をとることがおすすめです。

1.定期的な歯科検診

歯の黄ばみ 歯科検診

歯医者で歯科医師や歯科衛生士による定期的な検診とクリーニングが、歯の健康を維持し、黄ばみを予防するために非常に重要です。

歯科衛生士は専門的なツールと技術を用いて、歯の表面から歯垢や着色物を取り除き、歯の表面をツルツルに磨き上げます。

歯垢や歯石を落とすためのクリーニングでもかなりステインを落とすことが可能です。

それでも落ちない頑固なステインは、徹底的に落とすための器具を使用します。

非常に細かいパウダー粒子をジェット噴射で歯に吹き付けることにより、歯にこびりついたステイン(着色)や狭い隙間のステインを効果的に除去する事ができる器具があります。

歯科医院でクリーニングした後は歯の表面もツルツルになり、その後のステイン(着色)をつきにくくしてくれる効果もあります。

更に歯磨き粉を併用されるとその効果を長持ちさせることができます。
気になる方は一度ご相談ください。

ステイン除去は歯を本来の白さに戻すのであって、元の歯よりも白くするというものではありません。

元の歯の色よりも白くしたいとご希望の方は、ホワイトニング治療を検討することができます。

ホワイトニングは専用の薬剤や光線を用いて歯を漂白し、白さを取り戻す方法です。

ただし、専門家の指導のもとで行う必要があります。
詳しくは当院へお問い合わせください。

2.適切な口腔ケア

歯の健康を維持するためには、適切な口腔ケアが不可欠です。

毎日の歯磨きと歯間ブラシ、フロスの使用は、歯垢や食品の残りを取り除くのに役立ちます。

適切な歯磨き方法と歯間ケアを確立し、よい口腔衛生状態を保ちましょう。

しつこいステインが落ちにくいからといって、表面を無理にこすったり、強力な研磨剤や漂白性のある歯磨き粉を使うのは危険です。

エナメル質をコーティングしているステインを無理やり剥がすと、エナメル質が削れたり、表面が傷ついたりして更にステインがつきやすくなるので、ペリクル(タンパク質)だけを上手に剥がす必要があります。

最近はホワイトニングを意識した歯みがき剤のアイテムも増えています。

3.食事の見直し

食事は歯の色素沈着に影響を与える要因の一つです。

着色物を多く含む食品や飲料を摂取する際には、歯の表面に付着しにくい飲み物と共に摂取することが大切です。

また、食後に口をすすぐことも、色素を残しにくくする助けになります。

ホワイトニングの検討

歯の黄ばみ ホワイトニング

歯の黄ばみを改善するためには、歯科医が提供するホワイトニング治療を検討することができます。

ホワイトニングは専用の薬剤や光線を用いて歯を漂白し、白さを取り戻す方法です。

ただし、専門家の指導のもとで行う必要があります。

詳しくは当院へお問い合わせください。

抗生物質の使用に注意

抗生物質を長期間にわたって使用する場合、歯科医と相談して口腔ケアを強化し、歯の健康を保つことが大切です。

また、歯科医は抗生物質の使用に伴う歯の変化の経過を観察し、適切なケアを提供します。

まとめ

歯の黄ばみは加齢や食生活、抗生物質の使用、失活歯など、さまざまな要因によって引き起こされます。

ご自身でどんなに頑張ってもステインが落ちないと感じたら一度歯科医院のクリーニングを受けてみてください。

適切な対策と口腔ケアを行うことで、白い歯を維持できる可能性があります。

歯の健康を守り、美しい笑顔を保つためには、歯科医師や歯科衛生士のアドバイスに従い、正しい口腔ケアの方法を身につけて歯の健康を維持しましょう。

ご不明な点は当歯科医院へご相談ください。