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保険診療の口腔外科とは何か わかりやすく解説

2024年7月15日

こんにちは。はまだ歯科クリニックです。

口腔外科(こうくうげか)とはご存じでしょうか。

なんだか少し難しそうな言葉です。

みなさんもいつか口腔外科の治療を受けなければならないことがあるかもしれませんので、ざっくりと意味を知っておくといいでしょう。

口腔外科(こうくうげか)とは何?

口腔外科(こうくうげか)とは、口腔(こうくう:お口のなか)、顎(がく:あご)、また、顔面、その隣接組織に出現する幅広い疾患の治療です。

歯科医院で関わる口腔外科には、

  • 親知らずの抜歯
  • 歯が折れる
  • 歯ぐきの腫れ
  • あごの痛み
  • 口の中のできもの
  • 口内炎

などがあります。

口腔外科という言葉自体はとても難しいですが、今あげた症状は、身近に感じるのではないでしょうか。

歯科医院では、親知らずの抜歯や顎関節症、事故・ケガによる外傷、口内炎などのお口のトラブルを外科的処置によって解決します。

 

親知らずの抜歯

親知らずの抜歯の治療を行うのが口腔外科です。

親知らずは、そのまま放置しておくと痛みを伴ってしまったり、周辺の歯をむし歯にしてしまったりすることもあり、とても危険な病気です。

親知らずがあれば、まずは痛くなる前に当院に相談することをおすすめします。

女性の方々の場合は、妊娠によっておこるホルモンバランスの乱れから特に親知らずで激痛になるケースがあります。

妊娠した後に治療へと踏み切れば、X線の写真の撮影、痛み止めの抗生物質の服用など、胎児への影響も懸念する必要があり、治療がしづらかったり、できなかったりすることがあります。

ですから、可能な限り妊娠以前に治療をしておくことがとても大事です。

 

顎関節症

口を開けたときに顎に痛みを感じる場合や、カクカクと音がなるなどの症状があれば、それは顎関節症かもしれません。

顎関節症は、女性の方々に多いという傾向があります。

口を開けるのが難しく食べることができないほど、症状が悪化することもあります。

顎の開閉にちょっとでも違和感を感じたら、できるだけ早く当院に診察に来ていただくことをおすすめします。

 

歯が折れた

歯におこるトラブルは、決してむし歯だけではありません。

患者様の中には、突然歯が折れてしまう方もいます。

ある患者様の場合、突然歯が折れてしまって、かなり慌てた様子でした。

なんで歯が簡単に折れてしまうのでしょうか。

今後もそのようなことがあるかもと心配にもなってしまうことでしょう。

歯が簡単に折れてしまう要因には、歯ぎしりや食いしばりを考えることができます。

睡眠時、無意識に歯ぎしりをしていたり、日常生活の中で歯を食いしばったりすることが癖になってしまっていることがあります。

一回限りであれば大したことのない問題でも、日常のことなので、歯に対して相当な負担をかけてしまうことになります。

想像している以上、私たちの噛む力はパワフルで、歯ぎしりや食いしばりの力だけでも歯は折れてしまうことがあるのです。

また、交通事故で顔面を強打し歯が折れてしまったり、階段から落ちて床に歯をぶつけて歯が折れてしまったりするようなケースもない訳ではありません。

特に強い衝撃を受けてしまうと、歯だけではなく、歯茎内部にある歯根も折れてしまうことがあります。

さらに、歯に詰め物や被せ物をしている方々の場合、普段の噛み合わせ状態の悪さが原因となり歯が折れてしまうことがあります。

歯が折れてしまった場合、ほとんどのケースでは、保険診療で治療を行うことができます。

具体的な治療法ですが、歯科用のプラスチックを使ったコンポジット修復を行います。

なくしてしまった部分を、歯科用プラスチックで補う治療を行っていきます。

 

歯ぐきの腫れ

歯ぐきの腫れが見つかれば、それは歯周病かもしれません。

歯周病とは、歯と歯ぐきの間に細菌や汚れがどんどん溜まり、歯ぐきの中で炎症を起こす病気です。

歯周病は、突発的に起こるのではなく、時間をかけてじわりじわりと進行していきます。

ですから、当院で定期健診を受けていただき、初期の段階で見つけることが出来ればいいのですが。

それは、気付いた時にはかなり進行していることがとても多い恐ろしい病気です。

歯周病治療も、軽度から中等程度のものであれば保険診療が可能です。

進行してしまった歯周病は治療にもそれだけ時間がかかり、その分費用も高額になります。

やはり大事なのは、早期発見することと早期治療することです。

歯科医院の歯周病治療は、むし歯治療のように比較的簡単に終わってしまうようなものではありません。

長い治療をしなければならない場合には、一年以上かかることもあります。

歯ぐきから血が出ている。

歯がグラグラしている。

口臭が最近気になる。

などの症状は、歯周病である可能性があるため注意が必要です。

 

口内炎

口内炎は、お口の中の粘膜に起こる炎症です。

頬や唇の裏の粘膜、また、喉、舌などのお口の中の様々な部分に発症します。

痛みや不快感によって食事することをつらく感じてしまったり、暗い気持ちになってしまったりし、生活のレベルが口内炎でかなり低下してしまうこともあります。

「アフタ性口内炎」と呼ばれているものは、口内炎の中でも罹患率が一番高く恐れられている病気です。

円形、また楕円型の、様々な大きさの白い潰瘍が発症します。

原因はまだよくわかっていないのですが、免疫の低下、過剰ストレス、栄養不足、また、口内粘膜の損傷などで出現することがあります。

一般的に口内炎を悪化させてしまう要因は、

  • ビタミン不足
  • 疲労
  • ストレス
  • ウイルス感染
  • 外的刺激

などをあげることができます。

また、血液中で 血餅( けっぺい) や血栓を溶かす働きをする酵素であるプラスミンが増加することにより、炎症の元となるヒスタミンや痛みのもと(プロスタグランジン・ブラジキニン)が出て、血管を拡張させます。

炎症を起こせば、血管から炎症のもと、痛みのもとが漏れ出やすくなってしまうのです。

当院の口内炎治療では、重症化している場合、レーザー治療を行います。

ただし、レーザー治療をしなければならない口内炎はかなり重症化している状態であるため、そうなってしまう前に治療をする意識が大事です。

食生活が乱れてしまえば、ビタミン不足や栄養のバランスが乱れます。

結果、口内炎ができてしまうことがよくあります。

口内炎は結構身近な症状です。

しかし、すぐにできるからそのまま放置しておけばいいという気持ちはとても危険な発想です。

 

口の中のできもの

お口の中のできものの中にも口内炎があり、また、水疱、囊胞、腫瘍類似性疾患、前癌病変、腫瘍(良性、悪性)など様々な疾患があります。

「囊胞」とは身体の中にできる袋状の疾患を指します。

「歯根囊胞」とは、以前神経が既に抜かれている歯の根っこの先端部が感染し膿んでしまい、膿が袋状に溜まり痛み・腫れ、違和感が出る病気です。

歯根囊胞に対しては、小さいものなら根管治療を行い、既に大きくなってしまったものに対しては切開し、嚢胞摘出術、また、感染してしまった歯の根っこ部を除去する歯根端切除術を行います。

また、お口の中の粘膜には小唾液腺という、唾液を作って粘膜を保護する器官が多数あります。

小唾液腺がふさがり唾液がうまく出ていかなくなり、すき間に漏れだし溜まれば、粘膜が盛り上がってくることがあります。

それを「粘液嚢胞」といい、ほとんどのケースは痛みはありません。

普段の生活で気にならない場合は経過観察でも問題ないのですが、生活していて支障がでる場合は、外科的に取り除く治療を行います。

一方で口内炎だと思っていたけど、実は癌だったという最悪な症例もあります。

できものに対しても気になればそのまま放置しないで、歯科で診てもらうことが大事です。

当院で診察をし、悪いものでないとわかれば安心して日常を過ごすことができるのではないでしょうか。

万が一、悪い症状の疑いがある場合も、すみやかにベストな治療法を選択し、早期治療につながるよう努めることができます。

いかがでしょうか。

口腔外科と言ってもまさに様々な症状があり、身近なものからそうでないものまであることがわかったでしょうか。

歯科医院では、虫歯治療から、様々なお口のトラブルの治療にあたっています。

お口から起こりうるトラブルを最小限にとどめるために、心配事があれば、すぐに歯科医院に相談することが大事です。

矯正治療 マウスピース矯正とは おすすめはどのような人?

2024年7月8日

こんにちは。はまだ歯科クリニックです。

成人の矯正治療では、「マウスピース」が使われることがあります。

今回は、マウスピース矯正がどのような治療であるのか、わからないという方のために記事を書きました。

この記事では、

  • マウスピース矯正とは
  • マウスピース矯正のメリット
  • マウスピース矯正のデメリット
  • マウスピース矯正がおすすめの人

について知ることができます。

マウスピース矯正がどのような治療であるか知りたいという方は、ぜひ一読ください。

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは、「ワイヤー」や、「ブラケット」は使用しないで、マウスピースの形をしている装置を使用して行う矯正治療の方法のことを言います。

歯科医院が行うマウスピース矯正には、ワイヤーやブラケットとも違い、周囲の人たちに目立ちにくいなどのメリットがあります。

そのような装置であれば、普段人と接する機会が多い仕事をしているという方々でも安心して矯正治療と向き合うことができるのではないでしょうか。

 

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正を行うメリットは、以下のようなことをあげることができます。

  • 目立たない
  • 取り外しができる
  • お口の中を傷つけない

目立たない

マウスピース矯正のメリットは、何よりも目立ちにくいという点です。

いつも人と接する機会が多いという方でも、気軽に矯正治療を行えることは大きな利点です。

従来のワイヤー矯正には抵抗があったという方も多いことでしょう。

当院でも現在お仕事をしているような方に、積極的にマウスピース矯正を紹介させていただいています。

取り外しができる

また、マウスピース矯正のメリットは、容易に取り外しできることです。

マウスピースの矯正治療であれば、食事をするときに外すことができます。

また、マウスピースを外して歯磨きをすることができ、虫歯予防にもつなげることができます。

お口の中を傷つけない

マウスピース矯正は薄く、なめらかな「アライナー」を使っているため、唇の裏側や、舌、粘膜などに、傷や刺激を与えにくいメリットがあります。

また、口内炎などの症状も起こりにくいです。

マウスピース矯正は、金属製のワイヤーを使用する矯正とも違い、痛みを感じにくいことも特徴としてあげることができます。

マウスピース矯正のデメリット

一方で、マウスピース矯正にデメリットもあるため、こちらも確認しておきましょう。

マウスピース矯正のデメリットは、以下の通りです。

  • 自身で装着しなければならない
  • 噛み合わせに違和感がある
  • 治療できない症例がある
  • 装着したまま飲食ができない

 

自身で装着しなければならない

マウスピース矯正のデメリットは、患者さん自身に、装着しなければならない努力が発生してしまうことです。

マウスピースで矯正を行うためには、長い時間をかけて装着が必要です。

実際問題、マウスピース矯正には、取り外しすることができるメリットがあります。

しかし、それは裏返せば、しなければならないときでも外すことができるということになります。

マウスピースを装着していることに、多少なりとも違和感をもってしまうこともあるでしょう。

そのようなとき、取り外しが可能であれば、すぐに取ってしまうことになるかもしれません。

ですから、患者さんもある程度の努力する意識をもたないことには、いい治療結果を見いだすことができなくなってしまいます。

食事の時や、歯磨きをしているときの取り外しは仕方のないことです。

しかし、他の時間帯にできるだけ外さない意識も大事です。

噛み合わせに違和感がある

マウスピース矯正を行うことで、マウスピースの形をしている装置が歯全体を包み込んでしまうため、装置を着用し、口を閉じた際には奥歯が歯茎の方へ沈み込んでしまう可能性があります。

マウスピースの厚みの分だけ、歯が浮いたような感じになる方々もいます。

また、奥歯が噛み合わなくなってしまう…という方もいます。

当院では、しっかり患者さんの状態を確認しマウスピース矯正を続けて行うため、マウスピースの一部を切り落としたり、部分的にワイヤーを装着したりするなどの、都度リカバリーを行っているため安心して治療と向き合うことができます。

現在抱えている患者さん方の不安を解消することももちろん歯科医の役目です。

治療できない症例がある

実際には、どのような患者さんに対してもマウスピース矯正ができるという訳ではありません。

おおかた多くの患者さんにマウスピース矯正は行うことができるのですが、それでも抜歯したスペースを活用し、歯を大きく動かすことはマウスピース矯正にとって不得意分野だという認識も必要です。

当院では、実際にマウスピース矯正を行うことができるか否かは、直接患者さんと向き合い、状態を診断し、判断していくことになります。

装着したまま飲食ができない

マウスピース矯正がずっと装着することで効果がでるものであれば、食事をしている最中でも、マウスピースつけていたいという気持ちも起こるかもしれません。

しかし、マウスピース矯正は、器具をつけた状態では飲食できません。

マウスピースをつけたまま口に入れることができるのは、水や白湯、炭酸水と言ったものだけです。

マウスピースをつけたまま安易に飲食してしまうことで、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまうことになりますし、マウスピースの着色につながってしまいます。

たとえば外出しているときでも、お店でコーヒーを飲むときには、マウスピースを外すことになります。

そのようなことは、やはり面倒くさい…と思ってしまうこともあるでしょう。

マウスピース矯正はこのような人たちにおすすめしたい

マウスピース矯正をおすすめしたいのは、以下のような人たちです。

  • 軽度な矯正をしたい人
  • 指示通りにマウスピースの着脱ができる人
  • 矯正中に見た目が気になる人

 

軽度な矯正をしたい人

マウスピース矯正は、軽めの不正な歯並びの方々におすすめで、比較的早く矯正の効果を期待することができます。

早ければ、4~5ヶ月程度の期間で矯正の効果を期待することができます。

指示通りにマウスピースの着脱ができる人

また、マウスピース矯正がおすすめなのは、歯科医が指示した通りにマウスピースの着脱ができる人です。

マウスピース矯正では、長い時間器具を装着する必要があります。

しかし途中、自分自身の判断で装着をしなかったり、交換する時期を変えてしまったりすれば、それだけでいい効果は期待できなくなります。

そのため、マウスピース矯正は、自分でしっかり管理できる人におすすめをしています。

矯正中に見た目が気になる人

また、マウスピース矯正をおすすめしたいのは、矯正している最中に、見た目を気にしている人たちです。

ワイヤー矯正では、目立ってしまうワイヤーを装着しなければならないため、見た目が悪い…と感じる人たちは多くいます。

マウスピース矯正の場合、透明で薄い器具を装着するため、周囲の人たちもよく観察しないとわからなかったりします。

目立たない矯正治療をできれば行いたいと思っている方々には、マウスピース矯正がおすすめです。

当院でも、マウスピース矯正を患者さんにおすすめすることがあります。

マウスピース矯正は、短い期間で目立ちにくい歯科矯正を行えるのが最大のメリットです。

その他にも衛生的であったり、結果が早く出やすかったり、また、口腔内が荒れにくいなどの様々な利点があります。

また、矯正治療は歯並びが良くなることで発音がスムーズになったり、お口の中の衛生環境を保ちやすくなったりするなどの効果も期待できます。

そして、口元の美しさに自信をもつことができるようになり、人前で歯を見せて笑えるようになったという方々も大勢います。

矯正治療は、精神的にポジティブな影響があることも考えることができます。

ただ、マウスピース矯正は残念ながら保険診療ではなく自費診療になります。

高額治療であるため、当院では、そのあたりのことも患者さんにご理解していただいた上で治療を行ってまいります。

虫歯予防はできていますか?

2024年7月1日

こんにちは。「はまだ歯科クリニック」です。

今回は、「虫歯予防はできていますか?」についてお話していきたいと思います。

虫歯についての知識はある程度わかっているよ。

そんな方も多いのではないかと思いますが、今回のブログはさらに虫歯について深堀した知識や知っていただきたいことをまとめました。

ぜひ最後までお読みになって、虫歯についての知識をさらに深めていきましょう。

虫歯になった経験がある方はもちろん、虫歯になったことがない方でもお口の状況を把握しておくことは、これからの人生においても損は決してないはずです。

また、これらの知識をつけておくことで、「お口を清潔に保とう。」という意識が高まるでしょう。

あまり定期的に歯科検診に行っていない方でも、このブログを読むことによって、お口のトラブルに敏感になるかもしれません。

虫歯を放置してしまうと、食事だけではなく、日常会話にも支障がでたりします。

お口のトラブルでも、身体全体に影響を及ぼす危険性もあります。

そのため、しっかりとした知識を身につけ、お口も身体も健康な状態で過ごせるよう頑張りましょう。

今回お話する内容は、「どうして虫歯が発生してしまうのか」「虫歯の初期症状は何か」「虫歯を放置してしまうとどうなってしまうのか」「虫歯治療はどれくらい時間がかかるのか」「虫歯を予防するためにすること3つについて」これらについて詳しく説明致します。

それでは「虫歯予防はできていますか?」についてお話していきます。

 

どうして虫歯が発生してしまうのか

虫歯はお口の中にいる「むし」と呼ばれるバクテリアの活動によって発生します。

むしは主に砂糖や甘いものを好むため、砂糖を摂取するとお口の中の酸性度が上がり、歯の表面が溶けてしまいます。

甘いものだけではなく、食べ物のカスが詰まって感染が広がり、歯の内部にも痛みを引き起こすこともあります。

食べた後にうがいをしたり、歯を磨くことは、お口の中の酸性度を下げ、歯を保護してくれている表面を溶かしてしまわないようにする大切な行動であることがわかってきます。

専門的な用語でお伝えすると、歯の表面を保護してくれている組織をエナメル質と呼び、バクテリアをカリエス菌といいます。

この菌が、糖質を餌にして有害な物質を生成し、それが歯のミネラルを侵食し、虫歯の進行を促進しています。

専門的な言葉で説明すると、ややこしいですが、冒頭で説明した内容を理解した上で、少し専門的な内容を含めた説明文を読むと理解しやすいのではないでしょうか。

以上が虫歯がどうして発生してしまうのかについてです。

 

虫歯の初期症状は何か

虫歯の初期症状としては、歯の表面の白濁がみられ自覚症状はほとんどありません。

むし歯が進行すると、歯に痛みや違和感を感じることがあげられます。

特に冷たいものや甘いものを食べた時に歯がしみる場合や、歯を噛むときに痛みを感じる場合があります。

また、歯の表面に黒や茶色といった斑点が見られることも虫歯の症状になります。

これらが本当に虫歯なのかは、歯科医にしっかりと診断してもらう必要があるため、定期的に検診に足を運びましょう。

当院では、定期検診のご予約が可能ですので、お気軽にご相談ください。

虫歯を放置してしまうとどうなってしまうのか

虫歯を放置すると、痛みや違和感が増していきます。

進行すると、虫歯の穴が大きくなり、神経まで達すると、さらに痛みが増してきます。

結果として激しい痛みや膿が出るなどの症状が現れることがあります。

膿がたまることで、歯茎が腫れたり、お口の中が腫れたりする場合もあります。

虫歯を放置すれば放置するほど、お口のトラブルはさらに進行していきます。

詳しく説明すると、歯にも組織があり、その組織が壊死し、最悪の場合、歯が抜けてしまうこともあるのです。

歯が抜けることで、噛み合わせが悪くなったり、隣接する歯が移動して歯並びが乱れるなど、違う症状が発生する原因にもなります。

特に前歯が抜けると、口元の見た目が変わり、自信を失ってしまう原因にもなるので、そのような最悪な状態になる前に、歯科医に相談して、対策していきましょう。

また、虫歯が進行すると口臭が強くなることもあります。

さらには、虫歯が原因で歯周病が進行すると、炎症反応が全身に広がり、糖尿病や心臓病などの慢性疾患のリスクが高まることがあります。

こちらもしっかりと知識を入れておき、虫歯を放置することで、どのような悪影響が及ぼすのか、お知りおきください。

虫歯の初期症状の段階で、歯医者で治療すれば、コストも抑えることができますが、虫歯を放置してしまうと、治療がより複雑化し、それに伴う費用も増えてしまいます。

歯の損失や補綴治療(ほてつ治療)など、高額な治療が必要になる可能性もありますので、早い段階で、当歯科医院にてご相談ください。

虫歯を放置することは、痛みや不快感だけではなく、全身の健康状態や生活の質にも大きな影響を与えることがあります。

定期的な歯科検診や適切な治療を受けることで、虫歯の進行を防ぎ、健康な歯を保っていきましょう。

 

 

虫歯治療はどれくらい時間がかかるのか

虫歯治療の時間は、虫歯の進行具合や治療方法によって異なります。

初期の虫歯であれば、詰め物をするだけで30分程度で終わることがあります。

「時間がなくて歯医者さんに見てもらう時間がない…」といったお考えをお持ちの方もいるかと思いますが、30分であれば、時間を作ることも可能なのではと思います。

また、ご予約することでスムーズにご案内が可能ですので、当歯科医院にてご予約お待ちしております。

しかしながら、虫歯が進行している場合や神経まで達している場合は、根管治療が必要になることもあります。

この場合は、複数回の治療が必要で、一回の治療に数時間かかることもあります。

そのため、虫歯の初期症状が見られた場合は、お早めに歯科医に相談し、口腔内を見てもらうようこころがけましょう。

 

虫歯を予防するためにすること3つ

虫歯はセルフケアをしっかり行うことで、予防できるのも特徴です。

虫歯を未然に防ぎ、お食事や会話を楽しみ、心身ともに健康な状態で生活できるよう、小さなことからケアを行っていきましょう。

1.正しい歯磨きをすること

朝と夜、しっかりと歯を磨きましょう。

歯ブラシで歯の表面や隙間に食べ物を残さず落とし、1本1本丁寧に磨くことが大切です。

 

2.砂糖を摂りすぎないこと

甘いものやジュースを控えることで、むしの活動を抑えることができます。

虫歯の元になる食材や食べ物はバランスを取りながら摂取していきましょう。

3.定期的な歯科検診にいくこと

定期的に歯医者さんにいき、虫歯の早期発見や予防を行いましょう。

やはり、自分自身では気づかない、見えにくいところなどは歯科医に見ていただき、治療や検診を行い、虫歯の対策を行っていきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

虫歯について知見を深めることができましたか。

虫歯は誰しもがなってしまうお口トラブルの1つです。

セルフケアをしっかり行うことはもちろん、歯科医による定期的な検診にいくことも、大事なケアの1つになります。

虫歯の放置をすることで、さらに治療が複雑になり、治療費が上がってしまったり、治療にお時間がかかったりなど、メリットはありません。

虫歯の初期症状や、痛みや違和感を感じた時点で、歯科医に見てもらうよう心がけていきましょう。

当院では、定期検診や虫歯治療のご予約やご相談、承ります。

お気軽にお問合せください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニングの違いはどこにある?

2024年6月24日

こんにちは。はまだ歯科クリニックです。

歯医者で、ホワイトニングを現在考えている方々もいらっしゃることでしょう。

最初に、歯医者でホワイトニングをしてもらうために最低限の知識を身に着けておくことも大事です。

今回、この記事では、ホワイトニングの種類である、ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニングの違いついて解説をします。

あなたが求めているのは、ホームホワイトニングでしょうか、オフィスホワイトニングでしょうか、デュアルホワイトニングでしょうか。

 

ホームホワイトニングとは何?

ホームホワイトニングとはなんなのでしょうか。

「ホーム」とついているだけあって、歯科医と関係ないのでは…と思っている方もいるのかもしれません。

しかし、ホームホワイトニングも、歯医者が行う施術です。

ただし、ホームホワイトニングの場合、歯科医に何度も通う必要がないため、普段忙しく過ごしている方々にもおすすめです。

ホワイトニングであれば、自宅でOKです。

また、自宅以外でも、道具と材料が揃っていればどこでも行うことができます。

ホームホワイトニングでは、マウスピースにホワイトニング用の薬剤を入れて装着することで、自身のタイミングで歯を期待通りに白くすることができます。

 

ホームホワイトニングのメリット・デメリット

ホームホワイトニングのメリットは、一度歯科医院でマウスピースの作成と薬剤の処方を受ければ、自分自身の都合でできることです。

時間がなかなかなくて歯医者に行けないという方々でも、この方法であれば問題ないのではないでしょうか。

また、用語については後で詳しく説明しますが、オフィスホワイトニングと比較して、色素の分解が細かいため色戻りまでの期間が長めで、色持ちがいいと言うメリットがあります。

自宅であれば、ゆっくりと時間をかけて、歯を白くすることができ、歯の表面荒れの問題も抑えることができ、透明感を実感できる自然な仕上がりを実現することができます。

また、ホームホワイトニングのデメリットもあるのでこちらにも注目してください。

ホームホワイトニングのデメリットは、満足できる白さに到達するまで、毎日装着しなければならないことです。

うっとうしいと思えば、途中で放棄してしまう方々もひょっとしたらいるのかもしれないですよね。

また、ホームホワイトニングをした直後、飲物や食物の色を吸収しやすい時間があります。色のある飲食物や、タバコなどは、ある時間帯を我慢しなければならない飲食制限があることも注意ポイントです。

また、ホームホワイトニングは、歯科医師の施術ではなく、個人で使用できるようにと低濃度の薬剤を使っています。そのため、オフィスホワイトニングと比較して1回の装着時間が長くなり、白くなるまでにかかってしまう期間も長くなる傾向にあります。

そのあたりのことも、当院では患者様にしっかり説明した上で同意のもと施術を行っていきます。

 

オフィスホワイトニングとは

オフィスというのは、「歯医者」のことです。

つまり、オフィスホワイトニングは、歯医者で施術を行う方法のことを言います。

オフィスホワイトニングでは、専用の薬剤を使用し、歯の表面に塗布、特定の波長の光を照射します。

特殊な光が薬剤の成分と反応し、歯の表面に付着している色素を分解し、除去することによって白い歯を実現します。

 

オフィスホワイトニングのメリット・デメリット

オフィスホワイトニングのメリットは、歯科医で行う施術であるため、ホームホワイトニングと比較して、濃度の高いホワイトニング剤の使用が可能なことです。

さらに、光を照射して薬剤の作用を高められるため、それだけ色の変化も大きくすることができます。

1回の施術である程度の変化を実感できるのが、オフィスホワイトニングのメリットです。

しかし、オフィスホワイトニングにもデメリットがあります。

それは、オフィスホワイトニングは歯科医で行う施術であるため、歯医者へ何度も通う必要があることです。

ホワイトニングの効果は、患者様がどれくらい白くしたいかによっても回数が違います。

効果も患者様によって差がありますが、おおよそ3〜5回が通院頻度となります。

普段お仕事をしていると、やはり歯医者に行く時間をなかなか見つけられないという方々もいらっしゃることでしょう。

また、オフィスホワイトニングは、実は短時間で効果が出るような施術のため、ホワイトニング剤が歯にそれほど深く浸透しないため、色戻りを感じてしまうまでの時間が短めとなります。

一方でホームホワイトニングは、じっくりと時間をかけて薬剤を浸透させるため、オフィスホワイトニングと比較して、色戻りまでの時間が長めです。

デュアルホワイトニングとは

デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングと、オフィスホワイトニングのメリットを抑えた方法だと考えてください。

デュアルホワイトニングでは、歯科医院でオフィスホワイトニングを行った後、自宅でホームホワイトニングを行っていきます。

デュアルホワイトニングのメリット・デメリット

デュアルホワイトニングのメリットです。

ホワイトニングは、即効性が期待できる一方で色戻りしやすい特徴があります。

また、ホームホワイトニングは、即効性は低いけれど、白さは長続きさせることができます。

デュアルホワイトニングでは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングをうまく組み合わせることで、「即効性」と「持続性」を兼ね備えることを実現しました。

しかし、デュアルホワイトニングにもおさえておきたいデメリットがあります。

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングの要素をもち、歯科医院で施術を受ける方法であるため通院する必要があります。

また、正確に言えばホームホワイトニングにおいても、自宅で使うホワイトニング薬剤がなくなってしまえば、歯科医院で再び処方してもらうため通院は必要です。

デュアルホワイトニングが手間のかからない方法かと言えば、そうでもありません。

また、デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングにプラスして、ホームホワイトニングも並行するため、患者様によっては歯への刺激が起こりやすいということもあります。

しかし、歯科医院にいらっしゃれば、知覚過敏抑制剤も処方することができます。

デュアルホワイトニングなら、程よい感じで、歯医者とのいいおつきあいをすることができるのではないでしょうか。

他のいろいろな歯の悩みも相談することができますし。

そして、全てのホワイトニングに共通して言えることですが、ホワイトニングは審美目的で行う施術であるため、保険診療ではなく自費診療となります。

費用は決して安くないと思う方々もいらっしゃることでしょう。

しかし、それだけ費用を出すことで、念願の白い歯を手に入れることができるのです。

思い切ってしただけの意味は充分存在しているのではないでしょうか。

当院でも、オフィスホワイトニングや、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングの違いがわからないという方々には、丁寧に説明することからはじめていきます。

また、それぞれの患者様のライフスタイルに合った施術方法を選択していきます。

歯をキレイに維持することは、ホワイトニングだけではありません。

ホワイトニングの施術時間を通して、当院にいろいろな歯の悩みも相談していただければと思います。

 

抜いた方がいい?親知らずの難抜歯について

2024年6月3日

こんにちは。「はまだ歯科クリニック」です。

今回は親知らずについて、本当に抜くべきか抜かないべきか迷っている方へ、親知らずの抜歯についてお話ししたいと思います。

また、親知らずの中では抜くのが難しい、難抜歯の治療を行う必要があるものもあります。

難抜歯についても、通常の抜歯とはどう違うのかを解説します。

 

親知らずを抜いた方がいい?

そもそも親知らずは抜いた方が良いのでしょうか?

結論、抜いた方がいい親知らずがあります。

では、抜いた方がいい親知らずとはどのようなものなのか、以下に記載します。

まっすぐ生えていない親知らず

親知らずが、まっすぐではなく斜めや横向きに生えている場合は抜歯することをおすすめします。

歯が斜めや横に向かって生えていると、磨きづらくなり、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

その他にも粘膜を傷つけてしまったり、隣の歯を圧迫することにより歯並びを悪化させる原因にもなるのです。

親知らずは、歯列の最も奥に生えてくるため、まっすぐに生えてこないケースが多いです。

 

 

中途半端に伸びている親知らず

しっかり生え切らず、中途半端に生えていない親知らずも抜歯することをおすすめします。

磨きづらくなってしまい、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

また反対に、噛みあう歯がないことで伸びすぎた親知らずも抜歯をおすすめします。

すでにトラブルを起こしている親知らず

親知らずは歯列の最も奥に生えているため、そもそも歯磨きがしづらく、虫歯になりにくいです。

気を付けているのにも関わらず、虫歯を繰り返してしまうようであれば、いっそのこと抜歯することをおすすめします。

抜歯することで隣の歯も磨きやすくなります。

また、親知らずによって近くの歯茎が炎症してしまうケースもあります。

親知らずの周りに汚れが溜まったり、歯周組織を圧迫することで、歯茎の炎症を繰り返してしまうのです。

最後に、粘膜を傷つけている親知らずもあります。

痛みや出血、口内炎でお悩みの方は、親知らずが粘膜を傷つけている可能性があるため、抜歯を検討しましょう。

抜かなくてもいい親知らず

反対に、抜歯をしなくてもよい親知らずもあります。

抜歯をしなくてもいい親知らずは、例えば以下の通りです。

・まっすぐ生えている

・適切な長さで伸びている

・歯ブラシが届き、歯磨きができている

・虫歯やその他のトラブルを起こしていない

・歯並びに影響を及ぼしていない

親知らずも「歯」であることに変わりないため、「噛む」という機能を果たします。

お口の健康に悪い影響を与えないのであれば、無理に抜歯する必要がありません。

親知らずの抜歯について

では、親知らずはどのようにして抜歯をするのでしょうか?

実は抜歯は、難易度に関わらず全て手術です。

手術と聞くと、ハードルが高く感じてしまいますが、何事もない普通抜歯であれば、大きな困難は伴いません。

しかし、難抜歯は大きな困難を伴います。

ここからは、歯の生え方によりどのように抜歯の難易度が異なるのか、解説します。

 

難易度1 まっすぐに生えている親知らず

まっすぐに生えている親知らずは、10分ほどで抜歯が可能です。

歯茎が被っていたり、まだ生えてきていない親知らずでも、まっすぐ生えているのであれば、腫れや痛みは少ないです。

費用や通院回数も、比較的少なく済みます。

難易度2 斜めや横向きに生えている親知らず

斜めや横向きに生えている親知らずは、歯を砕きながら抜歯をすることがあります。

できるだけ入口を小さくし、歯を小さく割りながら抜歯することで、腫れや痛みを少なくすることができます。

費用や通院回数は、まっすぐに生えている親知らずより、若干多くなります。

しかし、斜めや横向きに生えている親知らずでも、まっすぐに生えていえる歯と同じ処置で抜歯が可能なこともあります。

難易度3 骨に癒着している歯

歯根が、歯を支える骨に癒着しているケースがあります。

この場合、歯を削って抜歯する処置を行います。

また、歯根が2つ以上ある場合は、歯を分割して問題のある歯根だけを抜歯する処置を行うこともあるのです。

このように、骨を削ったり、歯を分割するような処置を行う場合を、一般的に「難抜歯」と呼んでいます。

他にも歯根が湾曲している歯や、歯根が肥大している歯も骨を削ったり、歯を分割するような処置を行います。

難易度4 歯茎や骨の中に埋まっている親知らず

歯茎や骨の中に埋まっている歯は、「埋伏歯」と呼ばれます。

埋伏歯は、親知らずの頭が手間の歯に食い込み、溶かしてしまうことがあります。

手前の歯の吸収が進んでしまうと、手前の歯も抜歯しなくてはいけなくなる可能性もあるのです。

そのため、歯茎や骨の中に埋まっている歯は、抜歯が必要となります。

また、埋伏歯の中でも骨と癒着して埋まっている歯は、抜歯が著しく困難です。

他にも、親知らずが横向きに埋まっている状態も、抜歯が著しく困難な症例として扱われています。

この場合は、歯茎を切開し、歯の頭の部分を切除してから抜歯します。

実は歯は生えている方向にしか抜けないため、横向きに埋まっている歯を真上に抜くことはできません。

そのため、歯の頭を切除することで空間を生み、頭の部分がなくなった隙間を使い、生えている方向に抜くのです。

埋伏歯は、抜歯後の腫れや痛みが出やすくなります。

親知らずを抜歯する流れ

そんな親知らずですが、どのような流れで抜歯するのでしょうか。

親知らずを抜歯する流れを、以下より解説します。

 

 

レントゲン撮影

まずはレントゲン撮影を行います。

これにより親知らずの状態を確認し、抜歯が行えるかどうかの確認をします。

麻酔

親知らずの抜歯で使用する麻酔は、虫歯などの治療でも使用される表面麻酔や浸潤麻酔を使用します。

表面麻酔は、歯茎に塗るタイプの麻酔です。

浸潤麻酔は、治療する歯の付近の歯茎に注射し、麻酔薬を注入するものです。

これは、歯の周りだけでなく、唇の感覚もなくなります。

歯を削る際の振動や音が気になる患者さんには、これらに加え、笑気という麻酔ガスを鼻から吸引してもらうこともあります。

しかしこれは、痛みを軽減するものではないため、局所麻酔と併用することが多いです。

採用する麻酔の種類は、歯医者さんによって異なるため、使用する麻酔の種類が気になる方は、ぜひ当院にお問い合わせください。

抜歯

麻酔がしっかり効いてきたら、実際に抜歯の処置を行います。

処置の仕方は、先ほども述べた通り親知らずの生え方により異なります。

縫合・消毒

親知らずの抜歯が済んだら、穴の中を綺麗にします。

切開を行った場合は、歯茎の部分を塗っていき、消毒をして処置は終了です。

ここまで紹介した流れは一般的な流れになるため、歯医者さんによって異なる場合があります。

詳しい流れが気になる方は、ぜひ当院にご相談ください。

親知らずの抜歯は保険適用?

親知らずの抜歯が保険適用なのか、気になる方は多いですよね。

結論として、親知らずの抜歯は健康保険が適用されます。

簡単に処置できるものから、特殊な生え方をしているケースまで様々ですが、基本的に保険が適用されます。

しかし親知らずの生え方によって、処置の仕方が異なるため、抜歯にかかる費用は少しずつ違います。

さらに歯医者により費用が異なるため、詳しくは当院にご相談ください。

また、親知らずの抜歯が自由診療となる場合もまれにあります。

「静脈内鎮静法」を使用した治療では、自由診療となることがほとんどです。

静脈内鎮静法とは、痛みを軽減することができるものです。

通常保険適用で行われる局所麻酔法では、歯や顎周辺の感覚のみ麻痺した状態になります。

しかし静脈内鎮静法を利用すると、血管の中に麻酔薬を打つため、より痛みを感じにくくなるのです。

 

 

まとめ

以上で親知らずと難抜歯についてのお話を終わります。

親知らずは、生えてしまうと虫歯になるリスクが高まります。

また、歯茎に炎症を起こしてしまうこともあるため、痛みを感じることも多いです。

そのため、親知らずは生えてきたら抜歯することをおすすめします。

難抜歯が必要となる親知らずが生えてきている場合、より口の中の健康に悪い影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。

もし、親知らずが生えている方や、親知らずが生えてくるのか不安な方は、是非一度当院にご相談ください。

入れ歯の自費治療と保険治療は何が違うの?

2024年5月27日

こんにちは。

はまだ歯科クリニックです。

歯を失うと、食事や会話に支障が出てしまうため、入れ歯が必要となります。

入れ歯には保険適用のものと自費のものがあります。

「自費だから高いだろう」と思っても、実際どのような違いがあるのかまではご存じない方が多いのではないでしょうか。

この記事では、入れ歯治療の材料、入れ歯の寿命、味の感じ方、話しやすさ、お手入れ方法など入れ歯の自費と保険治療の違いに注目をして詳しく解説します。

入れ歯選びの参考に、是非ご一読ください。

 

入れ歯の自費治療と保険治療の違い

入れ歯の自費と保険で大きく違いがあるのは、主に「材料」、「治療工程」、「治療費」です。

これからさらに詳しく説明していきます。

自費治療の入れ歯

一人ひとりお口の中や残っている歯の本数や環境が違いますので、時間をかけて、個人に適した入れ歯を作っていきます。

お悩みに合わせた目的達成のためには、どのような材料や素材が適していて、どのような形にすればいいかなど、歯科技工士も立ち合い、時間をかけていきます。

自費で作る入れ歯の最終目標は、

  • 自分の歯に近い感覚でストレスなく噛めるようになる
  • 見た目もよい入れ歯
  • 長持ちする入れ歯

保険の入れ歯よりも目指すゴールが高くなるので、その分費用がかかります。

機能、審美的にも優れているので、初期費用はかかりますが、入れ歯使用時の満足度は高くなります。

保険治療の入れ歯

保険で作る入れ歯の最終目標は、「入れ歯で食事ができること」です。

治療費は保険が摘要されるので抑えられ、保険制度で定められた材料を使います。

入れ歯で噛めるようになれば目的は果たしているので、見た目や、話しにくいという違和感が出てくるかもしれません。

入れ歯を作るにあたって、機能性、費用、見た目などのどれを重要視したいのか、を考えて歯医者と相談し選択する必要があります。

使用する材料の違い

自費の入れ歯の人工歯は、セラミック製の丈夫な人工歯や、天然歯のような美しい見た目や色の人工歯を希望にそって選べます。

保険の入れ歯の人工歯はプラスチック製の人工歯のみ使用可能です。

保険制度で決められた材質の色や形の選択となり、劣化や破損の可能性もあります。

自費治療の入れ歯の床(人工歯肉)の材料は、バネを必要としないノンクラスプの入れ歯や柔らかく歯茎に痛みを感じにくいシリコン床や、薄く熱伝導に優れた金属床などがあります。

多くの素材から希望のものを選ぶことができ、柔らかさや薄さを実現でき、見た目や機能性が高められます。

保険の入れ歯の床(人工歯肉)の材料は、プラスチック製の床のみ使用可能です。

破損を防ぐため厚みをもたせる必要があり、劣化や見た目が悪くなる可能性があります。

主にレジンの床で、残っている歯に固定する部分は金属の材料が使われます。

治療の違い

自費の入れ歯の治療が終わるまでの期間(入れ歯完成まで)は、早くて3ヶ月、長くて8ヶ月ほどかかります。

仮の入れ歯を作成し、噛み合わせを正したり、それぞれの工程を丁寧に時間をかけて完成させます。

保険の入れ歯の治療が終わるまでの期間(入れ歯完成まで)は、1ヶ月~1ヶ月半ほどです。

作業工程が必要最低限のため、とにかく早く入れ歯を作りたいという方におすすめです。

装着時の違和感

自費の入れ歯は保険の入れ歯より違和感を覚えにくいです。

様々な素材を選べるので、厚みや大きさを抑えることができます。完成までに何度も調整を行うため違和感なく装着できる場合が多いです。

違和感がなければ自分の歯の感覚に近い噛み方が可能になります。

保険の入れ歯は床の厚さや大きさに違和感を感じやすいです。

プラスチック製の厚く大きな入れ歯は異物感があり、嘔吐反射の強い方は特に使用が難しい場合があります。

入れ歯の強度

自費の入れ歯の材料は、強度があり、保険の入れ歯よりも咬合による破損はしにくくなります。

保険の入れ歯を使用している方で噛み合わせの力が強い場合、人工歯肉のプラスチック部分が、割れたり、人工歯が欠けたりする場合があります。

入れ歯の密着度

自費の入れ歯は事前に仮の入れ歯で歯や顎の動きを想定し、精密に型をとります。繰り返し調整していくので、しっかりと密着して外れにくい入れ歯ができ上がります。

保険の入れ歯は使用するうちにバネがゆるみ、入れ歯が外れやすくなったり、歯茎に強く当たり痛みを生じたりします。

入れ歯の噛み合わせ

自費の入れ歯は顎や歯の細かい動きをみて、実際に使うときに限りなく自分の歯に近い噛み心地や正しいかみ合わせになる入れ歯を作っていきます。

保険の入れ歯の噛み合わせは、使用し続けるとプラスチック製のためすり減りやすいため、こまめな調整が必要です。

入れ歯を入れたきの発音

自費の入れ歯は、仮の入れ歯で発音も確認し繰り返し調整していき完成させます。

素材により薄く、できるだけ小さい入れ歯を作ることができ、入れ歯が固定されるので、 隙間がなく、発音時の空気漏れがなくなり舌の動きもスムーズになり話しやすくなります。

 噛み合わせを整えることで歯の接触が十分になり、発音しやすくなるでしょう。

はっきりとした発音ができれば、入れ歯を気にせずに会話を楽しめます。

保険の入れ歯は噛めることが目的で、密着率が高くなく、話しにくいことがあります。

入れ歯がズレると舌の動きが制限され、 発音時の空気が隙間に漏れ、発音が不明瞭になり、会話を楽しめなくなることがあります。

ただし、できる限り調整をしていきますので安心してください。

入れ歯を装着したときの見た目

自費の入れ歯は人工歯や床(人工歯肉)の色や形にこだわることで、歯があった頃と顔つきや見た目の違和感などがないようにします。

素材によっては金属のバネを使わずに作製することもできるので、入れ歯だと周りに気が付かれないほどに自然な見た目にすることができます。

保険の入れ歯を装着したときの見た目は、噛めることを目的としているので、細かい見た目まで考慮された設計にはなっていないことが多いです。

部分入れ歯は歯に金属のバネをかけて安定させる必要があるため、目立ってしまうことがあります。

入れ歯の痛みやトラブル

自費の入れ歯は完成までに何度も調整を行っているので、大きな不具合が生じることは少なく、トラブルも起こりにくいです。

ただし、最低でも年に一度、メンテナンスをしたほうが良いでしょう。

保険の入れ歯は痛くて噛めない、すぐに外れてしまうなどの不具合がでるかもしれません。

また、保険の人工歯はプラスチック製のためすり減りやすく、使用しているうちに金属のバネが緩むこともあり、こまめにかみ合わせなどの調整をしたほうが良いでしょう。

 

 入れ歯の寿命

入れ歯の材質によりますが、自費の入れ歯で5〜15年、保険の入れ歯で3〜10年が目安です。

自費の入れ歯は、質の良い材料を使い時間をかけて患者さんにあった入れ歯を作るので、耐久性が高く長持ちします。

ただし、材料の劣化や変色、過度な力での使用による破損、お手入れが不十分で汚れや傷の蓄積などで入れ歯の寿命が短くなります。

自費、保険に関わらず、歯医者での定期的なメンテナンスを行えば、入れ歯を長く使用することが可能です。

味の感じ方

自費の入れ歯は形状と適合が良いので、食べ物が隙間に詰まりにくく、味を感じやすいです。

金属床は、料理の熱をしっかり伝えることが出来るため、食事の温度や味を感じられるようになります。

おいしく食事を楽しむには、味覚への影響も考慮した入れ歯の選択も重要です。

入れ歯のお手入れ方法

自費、保険に関わらず入れ歯でも、毎食後のブラッシングと定期的なプロフェッショナルケアが重要です。

入れ歯を長持ちさせるためにも、日々のケアを怠らないことが大切です。

残っている歯のお手入れも丁寧におこないましょう。

入れ歯を支えている大事な歯が失われてしまったら、今までの入れ歯を使えなくなってしまいます。

入れ歯を長く使うためにも、以下に入れ歯のお手入れのポイントを紹介します。

  • 就寝時は外して丁寧に洗い、熱や乾燥による変形を防ぐため水につけておく
  • 熱湯(60度以上)を使用すると変形することがあるので注意が必要
  • 入れ歯洗浄剤を使用すると汚れが落ちて清潔を保ちやすくなる
  • 小さい入れ歯の場合、誤って捨てないように気を付ける
  • 入れ歯専用ブラシを使って入れ物の中で洗う(破損、紛失を防ぐ)
  • 洗う際に歯磨き粉は使わない(プラスチックの部分が削れてしまうので)
  • 入れ歯を外した後のお口の中も歯磨きできれいにする
  • 歯を支えている金具の部分も汚れやすいのできれいにする
  • 定期的に歯科医院で健診を受ける

 

まとめ

自費、保険の入れ歯それぞれにメリットとデメリットがありますが、どちらを選択しても間違っているということはありません。

ご自身が目指したいゴールは何か、じっくり考えてみて自分に合った選択をすることをおすすめします。

当歯科医院では、最終的に納得のいく入れ歯が出来上がるように、ご説明いたします。

歯を失ったままにせず、入れ歯を使用して、お食事や会話を楽しみましょう。

ご不明な点がありましたら、お気軽に当歯科医院へお問い合わせください。

 

歯の変色、黄ばみについて 歯科医が行う治療

2024年5月24日

こんにちは。はまだ歯科クリニックです。

歯の黄ばみ、変色に悩んでいる方も決して少なくありません。

歯に黄ばみや変色があれば、もう思い切って笑うことも出来なくなってしまうのではないでしょうか。

それは、まさにストレスの大きな要因です。

当院でも、気になる黄ばみや変色を白くする治療を行っています。

気軽にまずは相談していただければと思います。

その前には、なんで黄ばみや変色が起きてしまうのか原因を探ることも大事ではないでしょうか。

 

 

歯の黄ばみや変色とは

本来歯の表面を覆っているエナメル質は半透明な素材です。

そして、エナメル質の奥にある象牙質の黄色が透けて見えている状態なのです。

ですから、歯には黄ばみがあっても全然不思議ではないと言いたいところです。

しかし、多くの方が、若いころとは違うと思っていることでしょう。

それは、エイジングによって、エナメル質がすり減って薄くなってしまい、また、内部にある象牙質はだんだん厚くなってしまうせいです。

中高年になって、若い時以上に黄ばみや変色に悩んでいるのは、確かに昔以上、歯が黄ばんでいるからです。

エイジング以外の歯の黄ばみや変色原因

黄ばみや変色の原因は、エイジングだけではありません。

歯の黄ばみや変色の原因として、「ステイン」をあげることができます。

ステインは、私たちが飲食する食べ物に含まれている「ポリフェノール」という植物由来の抗酸化物質が、唾液に含まれている「タンパク質」と結合し発生してしまう汚れです。

みなさんが日常でよく食べているカレーライスや、ミートソースなどにもそのようなものが含まれています。

また、コーヒーや紅茶、赤ワインなどにもポリフェノールが含まれ、頻繁に飲んでいるとステインが歯につきやすくなります。

さらに、喫煙のヤニも原因になります。

ポリフェノールやたばこのヤニによって汚れてしまった歯は、歯科医院でのクリーニングによって本来の色を戻すことが可能です。

ただし、歯科医院でのクリーニングで落とすことができるのは、歯の表面に付着する汚れだけです。

残念ながら歯の内部の汚れはクリーニングだけでは落とすことは出来ません。

 

 

内因性によっておこる原因

また、内因性によっておこる原因も考えることができます。

内因性のものとして、子どものころ服用した抗生物質の副作用が原因していることがあります。

歯の形成期は、おおかた0から12歳頃にあたりますが、そのころテトラサイクリン系抗生物質を多く摂取してしまうことで、副作用で歯の変色が起こることがあります。

「エナメル質形成不全症」とは、歯の表面のエナメル質がなかなか成長してくれず、歯にくぼみ、欠けた部分ができてしまったり、エナメル質の下にある象牙質が露出し黄色く見えたりする症状の事です。

また、神経が死んでしまうことで歯は黒く変色してしまうでしょう。

神経が死んでしまう要因は、むし歯のせいもあります。

それ以外に、歯をどこかにぶつけてしまうなど、大きな力が加わってしまうことで神経が死んでしまうことがあります。

そして既に解説したエイジングによる影響も考えることができます。

 

 

歯の黄ばみや変色を解消したい

歯の黄ばみや変色は、当院でクリーニングすれば、本来の色合いを取り戻すことができるかもしれません。

実際問題、患者さんによって違いはあるのですが、おおかたクリーニングだけで白い歯を取り戻すことができるという方々は大勢います。

しかし、それ以上の白い歯を求めているのであれば、当院ではホワイトニングの施術を受けることをおすすめします。

さらに、そのようなもので実感できないという方々の場合は、前歯の表面を薄く削ってセラミックのチップを貼り付ける「ラミネートベニア」や、歯を削って被せ物をつける「セラミッククラウン」の治療をおすすめすることもあります。

ホワイトニングとは

歯の「クリーニング」とは、歯垢・歯石、また歯についた着色を除去する方法のことです。

歯石は、歯に沈着してしまった色素と同じく、ブラッシングだけで落とすのはなかなか困難です。

ですから、歯石は歯科医院に行って、除去してもらう必要があります。

当院では、まずプラークの染め出しによって磨き残しを確認します。

そして、専用器具を使用して清掃と研磨を行い、次にフッ素やトリートメント剤を歯の表面に塗り、歯を強化して完了する流れです。

クリーニングは、歯石や色素を取り除き、お口の中の環境を整え、健康や美容をサポートすることを特徴としてあげることができます。

一方で、「ホワイトニング」は、歯を白くして見た目の美しさを向上させることに重点を置きます。

ホワイトニングでは、歯の内側が原因で起こる歯の黄ばみに対して、専用の薬剤を使用し、浸透させて歯を白くしていきます。

*一部の「クリーニング」は保険が適用されることがありますが、「ホワイトニング」は全部の施術が保険適用外の自費診療となります。

 

 

ラミネートベニアとは

さらに、歯の見た目を改善する方法のひとつとして、ラミネートベニアがあります。

こちらの治療も保険診療ではなく自費診療となります。

ラミネートベニアの治療は、まずもともとある歯の表面を0.2から0.5ミリ程度薄く削ります。

そして、その表面にセラミックのベニア(板)を貼り付けていきます。

当院でラミネートベニアをおすすめするのは、歯の表面が汚れてしまって、かつホワイトニングではなかなか対応できないケースです。

近年、むし歯治療でもセラミックをすすめる歯医者や、自身でそれを選択する患者様が増えてきています。

理由は、セラミックでできた歯は、レジン(プラスチック)の歯と比較して変色しにくく、歯垢がつきにくいためむし歯になりにくいことをあげることができます。

プラスして、質感や色合いが天然の歯に近いことも理由です。

むし歯の治療や歯並びの改善の際、もとの歯を大きく削って、土台を作りかぶせ物(クラウン)をすることがあります。

それが「セラミッククラウン」です。

こちらも自費診療となります。

 

 

歯の黄ばみや変色の対策

普段からできる黄ばみや変色の対策にはどのようなことが考えられるのでしょうか。

飲食物や、タバコの影響によって歯の汚れは容易に付着します。

外因性変色を防ぐためには、既にお話ししているステインを含んだ食べ物、飲み物をできるだけ控えることが大事です。

特に、カレーや、コーヒー、紅茶、赤ワインなどは歯に着色しやすいです。

しかし、どうしても摂取したい気持ちもわかります。

ですから、摂取した後には口をすすぎ、歯を磨く習慣を身に着けるようにしたいものです。

エイジングによる黄ばみはなかなか完全に防ぐことは難しいことです。

その予防策としては、定期的に歯のクリーニングなどを行うことです。

また、日頃歯を傷つけないようにして適切な歯磨きを行うこと、口腔ケアを心掛けることも忘れてはならないことです。

内因性変色の場合は、抗生物質の副作用や表面のクリーニングやホワイトニングだけでは改善が難しいケースがあります。

そのような内因性変色を改善するには、ラミネートベニア、セラミッククラウンなどの審美治療が選択肢としてあげることができます。

当院では、いろいろな歯の黄ばみや変色を解消するための治療の選択肢をわかりやすく解説するとともに、予防・対策についてもお伝えしています。

審美治療に対しては何よりも患者様の意見を取り入れることも大事であると考えています。

よく耳にする歯周病、気になっていませんか?

2024年5月20日

こんにちは。はまだ歯科クリニックです。

よくテレビのコマーシャル等で、「歯周病を防ぎましょう」 と耳にされることがあると思います。

歯周病のこと、ご存じでしょうか。

歯周病は、30歳以上の成人の約80%がかかっていると言われています。

歯周病とは、歯と歯ぐきの間に繁殖する細菌に感染し、歯の周りに炎症が起こってしまうことで、歯ぐきが赤く腫れたり、歯が抜け落ちたりしてしまう病気です。

炎症が歯ぐきのみの場合は歯肉炎、それ以上に進行すると歯周炎(歯槽膿漏)と呼ばれます。

普段行っている歯磨きが不十分であったり砂糖の過剰摂取等により、歯と歯肉の境目(歯肉溝)に歯垢(しこう)という細菌の集まりがたまってしまいます。

歯周病はこの細菌が繁殖することで起こってしまいます。

歯ぐきが炎症を起こし、赤くブヨブヨします。

また出血しやすくなるのは、細菌による毒素によって炎症を起こしている為です。

ただ、この段階ではまだ、痛みはほとんどの場合ありません。

歯垢を放置してしまうと、石灰化し、歯石へと変化します。

歯石になってしまうと、自宅での歯みがきなどでは取り除くことができません。

歯石は歯科医院で除去が可能となります。

歯垢や歯石を除去しないまま放置すると、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)が深くなることで、歯垢がたまりやすくなり、歯周病を更に進行させます。

歯周病が進行すると、膿が出たり、骨が破壊されることで歯が支えきれなくなることでグラつき、最後には歯が自然に抜けてしまうこともあります。

ただ、歯周病は歯や歯ぐきだけに影響を及ぼすだけではないと言われています。

他にどのような影響があるのでしょうか。

 

歯周病が全身に影響することはあるのでしょうか?

近年の研究により、様々な全身疾患と歯周病の関連性が指摘されています。

口内は全身の中でも微生物や細菌などが最も多く存在しています。

そこから更に、口内に歯周病を引き起こしている細菌が多くなると、血液や呼吸器内、心臓内に入り込んでしまいます。

それにより、呼吸器系の疾患、心筋梗塞や動脈硬化症、細菌性心内膜炎などを引き起こしやすくします。

飲食物を飲み込む際に、誤って食道ではなく気管から肺に入ってしまうことがありますが、このときに歯周病菌が一緒に肺に入り込むことで肺炎を起こすこともあります。

また、妊娠中に歯周病が悪化した場合、早産や低出生体重児童といったリスクが高まるといわれています。歯周病が与える出産リスクは、一般の妊婦と比べると約7倍にも及ぶとも言われています。

歯周病は様々な疾患との関係がありますが、中でも、糖尿病との関連は深いです。

糖尿病の患者さんは、非常に歯周病の方が多いです。

又、歯周病による炎症で生じる物質が、糖尿病において重要となる、血糖値をコントロールする物質(インスリン)の機能を低下させることで、糖尿病を悪化させることがわかってきています。

糖尿病の方は、抵抗力が弱くなることで、歯周病が重症化しやすいこともわかっています。

外科的歯周病治療(後ほどご説明します)では、糖尿病において指数と言われるHbA1cが低下したという研究結果もあります。

※糖尿病はHbA1cの数値が6.5%以上で診断されます。

このように、歯周病は全身の様々な疾患と深く関わりがあることが言えます。

歯周病を放置することは全身にも影響してしまうことがわかっていただけたと思います。

 

 

歯周病のセルフチェックを行いましょう

歯周病になってしまっていないだろうか?と、不安になっておられる方もいらっしゃると思いますので、簡単なセルフチェックをご紹介します。

・朝の起床後に口内がネバネバするように感じる

・口臭がする、または口臭を指摘されてしまった

・歯磨きをすると、歯ぐきからよく出血する

・固いものを噛みにくくなった

・歯ぐきが赤く腫れることがある

・歯ぐきが下がって、歯が長くなったと感じる

・歯と歯の間にスキマができ、物が詰まりやすくなった

・歯が揺れてグラつく感じがする

・歯ぐきを押すと血や膿が出る

・.歯が浮いたような気がする

・.歯並びが変わった気がする

いかがでしたでしょうか。

いくつ当てはまりましたか?

当てはまった数が3つ以内の方は、まだ軽度の方です。

早めの治療が有効ですので、是非、当院にお気軽にご相談ください。

 

歯周病の具体的な検査とは?

歯周病初期の状態では、症状がほとんどありません。

そのため、歯科の検査を受ける必要があります。

歯周病の検査方法には、歯周ポケット検査(プロービング検査)、X線検査(レントゲン検査)、歯垢の付着率の検査、歯の動揺度検査などがあります。

プロービング検査に使用するプローブとは、目盛りがついた針状の金属製器材です。

プローブを歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)に差し込むことで深さ測定を行います。

3mm以上で、歯周病となり、10mmを超える場合は重度となります。

他にも、出血があるかどうか、歯石の有無、歯と歯ぐきの状態などを確認します。

X線検査(レントゲン検査)では、歯を支えている骨(歯槽骨)の破壊された範囲や程度を正確に把握できます。

歯垢の付着率の検査は、染色液を使用し、歯の表面に歯垢がどの程度付着しているかを調べます。

歯の動揺度検査は、歯をピンセットで挟んで動かすことで、歯の動揺度を測定します。

歯がグラつき動きやすい状態は、歯周病が進行してしまい、歯槽骨が破壊されていることでもあります。

これらの検査により、歯周病が軽度なのか中等度なのか重度なのかの診断が可能となります。

歯周病の具体的な治療とは?

歯周病の程度により、治療方法も異なってきます。

まず、軽度の歯周病の場合は、歯科衛生士による歯ブラシの持ち方や歯の磨き方などを指導します。

その後、歯ぐきの上の歯垢や歯石を取り除く治療(スケーリング)を行います。

中等度の歯周病は、歯周ポケットが深くなり、歯根部(歯ぐきに埋まっている根っこの部分)が露出し始めている状態です。

歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けることで、歯がぐらつきやすく、知覚過敏をはじめ、歯ぐきの出血、痛み、膿が出やすい状態となり、自覚症状があります。

中等度の歯周病治療は、軽度歯周病と同様にブラッシング指導・スケーリングを行なった後に、ルートプレーニングを行います。

ルートプレーニングとは、歯周ポケットの中にある歯垢や歯石を取り除く治療です。

重度の歯周病は、歯槽骨がかなり溶けてしまうことで、歯にかなりのぐらつきが出ます。

痛みや出血を伴うことで、日常生活にも支障が出るようになります。

重度の歯周病の治療では、ブラッシング指導、スケーリング、ルートプレーニングを行った後、適切な外科的歯周病治療(フラップ手術や歯周組織再生療法)を行います。

フラップ手術とは、歯ぐきを切開、歯根の先まで露出させ、付着している歯垢や歯石を取り除く治療です。

歯周組織再生療法は、いくつかの方法がありますが、歯周病により失った歯周組織を再生させる治療となります。

 

さいごに

歯周病は、身近で実はとても恐ろしい病気ということがわかっていただけたかと思います。

歯周病を進行させる原因として、ストレス、喫煙、不規則な生活を送ることなどの生活習慣、歯ぎしり、歯並び、入れ歯が合っていないなども挙げられます。

ご自身で丁寧な歯磨きを行っていただくと共に、どうぞ一度、当院にご相談ください。

まず、歯周病の検査をさせていただいた上で、歯周病の程度を確認致します。

その上で、必要な処置を行い、定期的なメンテナンスをさせて頂くことで、歯周病の重症化を防ぐことが可能となります。

歯と歯ぐきの健康からはじめましょう。

歯ぎしり•食いしばりの症状や治療法は?予防法は?

2024年5月13日

こんにちは、はまだ歯科クリニックです。

「口を開けると顎が痛いな」「歯の詰め物が取れやすい」などといった症状ありませんか?

もしかすると、歯ぎしりや食いしばりによる症状かもしれません。

今回は歯ぎしり、食いしばりについてお話ししていきます。

歯ぎしり•食いしばりは上下の歯を強くこすりつけたり、思いっきりぎゅっと噛む無意識のクセのことをいいます。

歯ぎしり•食いしばりは、「ブラキシズム」とも呼ばれており、グラインディング・クレンチング・タッピングの3つのタイプに分けられます。

無意識に行う場合が多く、口周りの筋肉が常に硬くなっており、歯や顎などへの影響が強いです。

そのため、頭痛や肩こり、顎の痛みなどの不調を引き起こす可能性があります。

では、なぜ歯ぎしり•食いしばりが起こるのでしょうか?

考えられる原因を紹介します。

 

歯ぎしり食いしばりの原因

1.ストレス

歯ぎしりや食いしばりは主に、強いストレスによって引き起こされるものが大きいとされています。

仕事や日常生活で強いストレスを感じると、歯を食いしばってストレス解消していることを代償行為といいます。

2.集中しているとき

人は何かに集中すると、無意識に歯を食いしばる行動をみせます。

歯を食いしばることで、さらに集中力をあげようとする力が発揮するからです。

仕事や勉強、運動など集中しているとき、食いしばったりするのがクセになっている人がいます。

これを歯列接触癖といいます。

3.歯並び

歯並びが悪いと歯のかみ合わせが悪いため、歯ぎしりが起こりやすくなります。

歯をかみ合わせたときに、一部の歯が強く当たっていたり、高さの合っていない歯の詰め物や被せ物をしていると、かみ合わせが安定しません。

そのため、歯ぎしりが起こりやすいと言われています。

4.就寝前のアルコール、カフェイン、喫煙

歯ぎしりは眠りが浅いときに起こりやすいです。

就寝前にお酒やタバコ、コーヒーなどのカフェインを摂取すると、眠りが浅くなり、歯ぎしり•食いしばりの原因になります。

歯ぎしりや眠りが浅いと気になるときは、就寝前にお酒やタバコ、コーヒーなどを控えて、睡眠の質を高めてみましょう。

歯ぎしり•食いしばりによる影響とは?

安静時に口を閉じているときは、上下の歯はくっついておらず、2mm程の空間が空いています。

この空間のことを「安静時空隙」といいます。

日常的に歯ぎしり•食いしばりをしている方は、安静時空隙が通常より狭くなったり、完全に上下の歯がくっついてしまいます。

そうすると歯への影響はもちろん、頭痛や肩こり、腕のしびれなど、様々な症状を引き起こす可能性があります。

 

歯ぎしり食いしばりによる影響とは?

1.歯や詰め物が割れる

歯ぎしりや食いしばりで、歯に大きな負担がかかり、歯や詰め物が割れることがあります。

また、詰め物が取れやすくなります。

歯や詰め物に亀裂が入ると、そこから細菌が入り、強い痛みが出たり、歯茎の腫れや、口臭が出ます。

2.歯の根本が割れる

虫歯や歯周病の次に歯を失う原因で多いのが、歯根破折(歯の根本が割れる)です。

歯ぎしり•食いしばりによって歯根破折は起こりやすいです。

虫歯などで神経をとった歯は、水分が失われ、とても割れやすくなっています。

歯の根本が割れてしまうと、歯を残すことが難しいので、抜歯することになります。

3.歯周病を悪化させる

歯周病の原因は、細菌によるものです。

歯ぎしり、食いしばりによって歯を支えている骨に負担がかかる事で、歯茎が痩せてしまいます。

歯茎が歯周病だと、強い力が歯に加わることで、歯の根元やその周囲の骨に負担をかけ、歯を支えている骨を溶かし、歯周病が悪化することがあります。

4.歯の痛み、しみる

歯ぎしり•食いしばりをすることで、歯の表面(エナメル質)が、どんどん擦り減っていきます。

それが悪化すると、エナメル質の下にある象牙質が露出し、冷たいなどの刺激が神経に伝わりやすくなり知覚過敏の症状が出現します。

また、歯の根元や噛む面が削れたり、歯に亀裂が入り、歯の痛みが出ることもあります。

5.顎の痛み

歯ぎしり、食いしばりなどで顎の関節に強い力が加わることで顎変形症を発症することがあります。

また、歯ぎしりによって、噛み合わせが悪くなり、顎の位置も変化することにより、顎関節症の発症につながっていきます。

6.肩がこる、片頭痛

歯ぎしり、食いしばりによって咬筋など筋肉に過剰な負荷がかかります。

この咬筋は、首や肩、こめかみなどと繋がっており、筋肉が長時間緊張することによって頭痛や肩こりの症状が出ることがあります。

7.骨隆起(こつりゅうき)ができる

歯ぎしり、食いしばりが多い人だと、過度な力が加わるところに「骨隆起」といって骨のこぶが出来ることがあります。

骨隆起はそのままにしていても悪くはありませんが、骨隆起によって入れ歯がはめられないなどの障害が出ると切除が必要となります。

歯ぎしり、食いしばりの予防•治療法

次に自宅で出来るセルフケアと歯科医院で行う治療法について説明します。

 

自宅でできるセルフケア

1.顎のマッサージ

親指を顎の裏に添え、残りの頬骨の下に添えて、痛みがない程度の力を入れてゆっくり小さな円を描くようにマッサージをします。

歯ぎしりや食いしばりによって、緊張している口周りの筋肉をほぐして血行を良くすると、口周りの筋肉のコリがとれていき、肩こりや片頭痛を軽減します。

入浴中や就寝前におこなうのが効果的です。

2.質の良い睡眠

まず大事なのが質の良い睡眠をとることです。

枕は高くせず、寝る姿勢は長時間横向き、うつ伏せにならないようにしましょう。

また、寝る前のカフェインや飲酒、タバコは控えましょう。

3.活動中気をつけること

歯ぎしり•食いしばりをしている事に気づいたら、すぐにやめるよう意識しましょう。

また、口周りの力を抜くように意識付けましょう。

食事中は、左右奥歯で交互に噛むようにして、極端に固い物を噛むのは控えた方が良いです。

なるべくストレスを溜めず、リラックスすることが大切です。

 

歯科医院で行う治療法

1.マウスピース

寝ている時の歯ぎしりや噛む力をコントロールできないため、寝ている時に装着するマウスピースがあります。

歯ぎしり用マウスピースを装着することにより、上下の歯が直接当たらず、歯へのダメージを軽減する効果があります。

また、歯ぎしりの不快な音もなくなるので、一緒に寝ている家族にもメリットがあります。

最初マウスピース装着時は違和感が気になる人もいますが、だんだん慣れてくれば違和感なく眠ることができます。

マウスピースは歯科医院にて保険適用で簡単に作成できます。

2.噛み合わせの調整

噛み合わせが悪くて、歯ぎしりをしないとは限りません。

ただ、正しい噛み合わせにすることで、特定の歯に過度な力がかからないようにすることで、歯にヒビが入るのを防ぐことは大事です。

歯のバランスを整える為に、わずかに歯を削ったり、歯科矯正する場合があります。

最後に

未だ歯ぎしりを完全に無くすことのできる治療法はありません。

また、人によって歯ぎしり、食いしばりの原因は違います。

ただ、日々のストレスによって、歯ぎしりや食いしばりをすることがあるので、なるべくストレスを溜め込まずにしていきましょう。

顎が痛い、歯がしみるなど気になる症状がありましたら、当院にご相談ください。

 

妊娠期の歯のケアはどうすればいい? 歯科医院の向き合い方

2024年5月6日

こんにちは。はまだ歯科クリニックです。

女性の方の多くは妊娠しているとき、どのような歯のケアを行えばいいのかということを考えています。

それはまさに男性たちが考えることのない大きな問題です。

今回は、そのような女性の方々の悩みを解決するために記事を書きました。

ぜひ一読ください。

 

子供が生まれることで歯がボロボロに…?

女性の方の中には、子供が生まれることで歯がボロボロになってしまうのでは?と不安に思っている方もいらっしゃるようです。

お母さんの歯のカルシウム成分が、おなかの中の赤ちゃんにとられてしまうから、歯がもろくなってしまう…と考える方も多いです。

それは、一概に正しいとは言うことができません。

ただし、妊娠期によって、お口の中の環境に変化があらわれ、歯の病気になってしまいがちであるというのは事実です。

赤ちゃんが誕生することで、歯がもろくなってしまうという考え自体は間違いではなく、妊娠することでお口の中の環境に劇的な変化があらわれ、いつの間にかむし歯や歯周病になりやすい状態となってしまうのです。

妊娠期ではなく、だいたい出産後に異変を自覚することが多いため、赤ちゃんに栄養成分がもっていかれてしまったという考え方になってしまうのでしょう。

 

お口のトラブルは回避できる

妊娠期の適切な歯のケアをより重視する気持ちが、お口のトラブルを回避することも可能です。

たとえば、妊娠したらトラブルが起きやすくなることがあらかじめわかっていれば、早期対策として、妊娠の予定がある段階で歯科医院に検診に行ったり、治療を終了させたりと、予防処置ができるのではないでしょうか。

妊娠した後でも歯科治療を受けることは可能なのですが、時期によってはおすすめできないこともあるため、一番最初に考えていかなければならないのは、妊娠期に治療が必要にならないように対策に取り組むことです。

妊娠期あらわれる歯の変化がある

はじめて子供が生まれるという場合、まさに何もかもが女性にとって未知なる体験です。

妊娠することで、お口の中の環境が悪くなりやすい状態になるんだということにもはじめて気づかされることになります。

つわりが続いてしまえば、普段しているお口の中の手入れがおろそかになりがちで、不衛生となり、口内炎ができやすくなり、口臭が気になるかもしれません。

中には、親知らずの周りの歯ぐきが炎症し、智歯(ちし)周囲炎になる方々もいます。

また、親知らずが斜めや、横向きに生えている方々の場合、妊娠していないときでも歯のケアが難しいのですが、プラスして妊娠中は歯ぐきが炎症しやすい状態です。

いままで存在を消していた親知らずが、妊娠することで急激に痛みだすこともありますし、歯ぐきが炎症を起こすことがあります。

 

なぜそのような変化があらわれるの? 女性ホルモンの影響

なぜ、妊娠期の女性の口の中に変化があらわれるのかと言えば、それは女性ホルモンの影響です。

女性ホルモンであるエストロゲンや、プロゲステロンが増えたり、ホルモンバランスが変わったりすることによって様々なことが起こります。

お口の中でも粘膜や歯ぐきに影響を受けることが一般的に認識されています。

女性ホルモンは、お口では、歯肉炎や歯周炎の原因となる細菌の成長を促すだけでなく、妊娠中の感染に対する防御機能の抑制もしてしまうのです。

よって、お口の中の粘膜や歯ぐきに起こる感染に対する抵抗力はかなり下がってしまうでしょう。

このようなことから、今までお口のトラブルは何もなかったという方々でも、妊娠期となり問題が起こる可能性があります。

 

 

なぜそのような変化があらわれるの? すっぱいもののせい

また、妊娠している方々は、すっぱいものが好きになることがあります。

長い時間、すっぱいものや甘いものがお口の中にある状態が増えてしまうことで、歯のエナメル質が溶けやすい状態になり、むし歯になる危険性がより高くなります。

また、歯科医院に行こうと思うものの、今日は体調があまり良くない…ということもあるでしょう。

妊娠期の女性は、歯科医院のニオイに敏感になるような方々もいます。

どうしても歯科医院に行きたくないという方々も、特に妊娠している方々に多いです。

妊娠中でなく、出産したら歯科医院に行こうと思うものの、出産後もいろいろと忙しかったり、体調に異変があったりとますます歯科医院へ行く時間がなくなります。

そのようにしている間もお口の中の環境は悪化してしまうばかりです。

妊娠中注意したい歯のケア

それでは、妊娠している方々は、どのような意識で歯のケアと向き合えばいいのでしょうか。

それは、普段以上にお口のケアに気をつけることです。

普段よりも、食事の回数が増えてしまうこともあります。

また、すっぱいものや糖分が多いものを食べたいと思い、ダラダラと食べ続けてしまうこともあるでしょう。

妊娠期は、そのようなシーンが続けて起こります。

そのような事態が起これば、より食べたあとはできるだけ丁寧、かつ、こまめな歯みがきをしようと思う気持ちが大事です。

しかし、つわりのときなどは歯磨きがつらいこともあります。

ですからちょっとでも気分の優れているときに歯みがきをするようにしたり、また、ヘッドが小さめの歯ブラシを使用したりし、無理のない範囲で歯のケアを行ってください。

それでも、どうしてもつらい時期があるかもしれません。

そのようなとき、せめてうがいをしたり、お口の中に汚れがたまらない工夫をしてみるだけでもかなり違います。

妊娠期の通院は問題ない?

歯科医院へ通うこと自体、赤ちゃんに影響してしまうのではないか…と考えている方々もいらっしゃることでしょう。

まずは、妊娠していることを歯科医院に伝えることが大事です。

伝えることで時期や症状を考慮した歯科治療をおこなうことが可能となります。

当院でも、赤ちゃんやお母さんの身体の健康・安全を最大に配慮した治療を行っています。

歯科の治療に適した時期

妊娠しているときに歯科の治療を受けるのにもっとも適しているのは、妊娠5~7ヶ月の妊娠中期です。

実際、歯科の治療に関しては、基本的には治療をおこなって駄目な時期というものがある訳ではありません。

しかし、それでもあえて妊娠初期と妊娠後期の中盤以降は、できれば避けた方がいいでしょう。

妊娠5~7ヶ月あたりであれば、歯科医院でむし歯や歯周病の治療が可能です。

妊娠直後から7ヶ月あたりであれば、クリーニングや歯石とりも可能です。

ただし、あまり無理もなさらないでください。

避けた方がいい歯科治療

一方で、妊娠している女性の場合、避けた方がいい治療もあります。

妊娠期のホワイトニングは、お母さんの身体や赤ちゃんへの影響が若干不明であるため、避けた方がいいです。

その治療が審美を目的としているのであれば、タイミングは今ではないのかもしれないですよね。

矯正治療も、炎症が起こりやすいため避けた方がいいです。

妊娠期、矯正器具をつけての自宅でのケアも難しいと思うでしょう。

やはり、するのは「今」ではありません。

また、レントゲン撮影も必要です。

実際、レントゲンを撮影しても赤ちゃんに悪い影響がでることは報告されてはいないのですが、大事な赤ちゃんのため、あえてしない選択をする方がいいでしょう。

まずは当院にいらっしゃっていただくことができれば、妊娠期の女性に対して、いろいろなアドバイスをさせていただくことができます。

早期であれば、もっといろいろな歯科治療が可能となります。

妊娠を予定している方々は、赤ちゃんのためにも、ご自身の身体のためにも何よりも早く相談してください。