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お口の中にできるがんをご存知ですか?

2024年8月26日

こんにちは。はまだ歯科クリニック」です。

今回は、「お口の中にできるがんをご存知ですか?」についてお話していきたいと思います。

ブログをお読みになっているみなさん、お口にガンができることをご存知ですか?

お口の中にまでガンができる可能性があるとわかると、不安に思う方も多いのではないでしょうか。

お口の中にできるがんには、原因が存在します。

その原因が何か、わかった上で、未然に予防したり、早期発見に繋げたり、定期的に歯科検診を受けたりなど、対策を行っておきましょう。

そして今回は、タイトルの通り、お口の中にできるがんについて、詳しく説明していきたいと思います。

健康的な生活を送るためにも、お口の健康にまで気を使い、生活で欠かせないお食事を楽しんだり、会話を楽んだりできるよう、しっかりとお口のがんの知識をつけていきましょう。

この記事を読むことで、「お口のがんとは何か」「お口のがんの原因について」「どんな症状が起こるのか」「お口のがんの治療方法について」この4点を説明致します。

ぜひ最後までお読みになって、がんについての知見を増やしましょう。

お口のがんとは何か

お口にできるがんのことを口腔がん(こうくうがん)と呼びます。

口腔がんは、お口の中の細胞が異常に増殖し、腫瘍を形成する病気です。

正常な細胞は、一定の周期で増殖し、古い細胞が新しい細胞に置き換わっていきます。

しかし、がん細胞は、この制御が失われ、無秩序に増殖し続けます。

その結果、腫瘍が形成され、周囲の健康な組織に侵入し、さらに体の他の部位に転移するなどといった恐ろしい病気になります。

口腔がんには、いくつか種類があり、最も一般的なのは、扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん)です。

扁平上皮がんは、口腔内の表面を覆う扁平上皮細胞ががん化するもので、全体の90%を占めます。

体を構成する組織のうち、扁平上皮と呼ばれ、体の表面や食道などの内部が空洞になっている臓器の内側の粘膜組織から発生するがんです。

これは、お口だけではなく、舌、喉、食道、気管、肺、肛門、外陰部、子宮頸部などにも発生します。

お口の中にできるがんとしては他に、唾液腺がんやリンパ腫、メラノーマなどがあります。

 

口腔がんの原因は何か

口腔がんの原因として最も大きな要因は、タバコの使用と、過度のアルコール摂取です。

これらは、単独でもリスクを高めますが、併用することでリスクは更に増加します。

それぞれ、何が口腔がんに繋がってしまうのか説明していきます。

タバコというのは、タバコに含まれる有害物質そのものがお口の中にダメージを与えます。

タバコには、70種類以上の発がん性物質が含まれているため、口腔内の細胞のDNAを損傷しガンが発生します。

よくタバコは肺に良くないと言われていますが、肺だけではなくお口の中にまで影響を与えるため、喫煙者の方は注意しましょう。

また、喫煙によって口腔内の血管が収縮し、血流が悪くなるため細胞の修復機能が低下していきます。

その結果、損傷した細胞が正常に修復されず、がん細胞に変異するリスクにもなってしまいます。

また。長期間の喫煙は、口腔内の慢性的な炎症を引き起こし、これが更にがんのリスクを高める原因にもなります・

アルコールの摂取については、過度に摂取するとお口の中の粘膜を刺激して、細胞を傷つけてしまいます。

アルコールというのは、発がん性物質であるアセトアルデヒドに代謝され、この物質がDNAに損傷を与えてしまい、がん細胞の発生を促進します。

また、アルコールというのは、他の発がん性物質の吸収を援助する作用があります。

例えば、飲酒と同時に喫煙した場合、アルコールによってお口の中の粘膜が弱まり、そこにタバコの有害物質がより容易に吸収されるようになるため、タバコとアルコールの過剰摂取を兼用することが、より口腔がんのリスクを高めてしまいます。

そのため、口腔がんの原因を避けることや、異常的な摂取を控えることで、口腔がんのリスクは抑えることができます。

禁酒をしたり、禁煙したりなどを実践し、定期的な歯科検診を受けることで、口腔がんの早期発見と予防に努めましょう。

 

口腔がんの症状とは

口腔がんの症状について説明します。

口腔がんの初期症状は、他の一般的なお口の問題と似ているため、見逃されることがあり、ご自身でも違和感に気づきにくいです。

以下は、口腔がんの一般的な症状です。

口内のしこりや潰瘍(皮膚の粘膜の表面に生じる傷のこと)

治りにくい口内炎や潰瘍、硬いしこりができることがあります。

口腔内の痛み

特に理由もなく、続くお口の中の痛みや違和感は口腔がんの可能性があります。

白色または赤色の斑点

口腔内に白や赤の斑点ができている場合、口腔がんの疑いを持ちましょう。

出血

出血しやすい部分がある場合も口腔がんの可能性があります。

歯の動揺

口腔がんが悪化すると顎の骨にダメージを与えるため、歯がぐらつくような症状が見られた場合、歯科医にすぐに見てもらいましょう。

嚥下困難

食べ物や飲み物を飲み込む際に痛みを感じる場合ことがあります。

顎の腫れ

口腔がんは顎や首のリンパを刺激するため、リンパ節が腫れることがあります。

様々な症状を紹介しましたが、どれも口腔がんとは疑いにくい一般的な症状と似ているため、判断がつきにくいのがお分かりいただけましたでしょうか。

そのため、個人では判断がつきにくいため、痛みや違和感を感じた場合、歯科医に診断しましょう。

当院は、口腔がんを取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。

口腔がんの治療法とは

口腔がんの治療法は、患者様のがんの進行や場所、ご自身の全体的な健康状態によって異なる場合がございますが、下記が一般的な治療方法になります。

腫瘍を取り除く手術が最も一般的です。

ガンが広がっている場合は、周囲の組織やリンパ節も一緒に摘出していきます。

また、放射線治療もございます。

高エネルギーの放射線を使ってがん細胞を墓石る方法ですが、こちらは手術後の補助治療として使用されることが多いです。

また、化学療法も一般的です。

がん細胞を殺す薬剤を使用し、手術や放射線治療と併用することが多いです。

さらに、免疫系を強化し、がん細胞と戦う力を高める治療法もございます。

これらの治療方法は、診断によって患者様とご相談して決定致します。

早期発見し早期治療を行うことが最も重要ですが、口腔がんの治療をすることになれば上記の治療が選択されます。

まとめ

いかがでしたか。

身近な行動が、口腔がんのリスクを高めてしまう可能性があることをご理解いただけましたでしょうか。

口腔がんの初期症状は、一般的な口腔問題と変化がなく、異変に気づきにくいです。

しかし、定期的な歯科健診を行うことで、歯科医師は口腔がんの兆候を見逃すことなく、未然に防ぐことができます。

ご自身で意識して気をつけた生活を送ることも大事ですが、定期的に歯科医にお口の状態を見てもらうことも健康的な生活を送る大事な行動です。

口腔がんが悪化してからでは、治療も時間がかかり、デメリットがたくさん増えてしまいます。

しっかりとお口のメンテナンスを行い、健康を維持していきましょう。

また、不安なことや口腔がんの疑いのある方は、お気軽に当院にてご相談やお問合せください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

また次のブログでお会いしましょう。

 

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